サーフィン上達について。

昨今、サーフィン上達についてテクニック本なり、How to動画が介在している。

先日も海で知人に、『〜のhow to動画をみたんだけど、英義は足首に力入ってる?』と尋ねられた。

僕は、『足首に力入れてないです』と即答。

僕がこう述べたことによって、彼は混乱した。

サーフィンは動画や本で学ぶには限界があるし、返って頭に情報を入れない方が良かったりする。

どういう事かというと、サーフィンは感覚、フィーリングが絶対的に先決であり、情報がそれより先行すると自分の感覚、フィーリングを押し殺してしまうことになる。

これが続くことによって、”自分のサーフィン”ではなく、フォームサーフィンとなる。

フォームサーフィンには自由がないし自分の絵、表現がない。

それにサーフィンの本質である ”気持ち良さ” を十分に感じ得ることは難しいと思う。

海外では日本と違い、トッププロによるテクニック動画などはほとんどない。多くの外国人サーファーはサーフィンはフィーリング。楽しく気持ちよく波に乗れればいいと、本質を得ているんだと思う。

そして、そのサーフィン自体のレベルは日本より高い。

日本人は、答えを知りたがる習性を持っているんだと思う。

答えを得たい、とか、
楽してうまくなりたい、とか。

ダイエットで例えるなら、痩せるサプリを飲むとか、そんな思考癖から

何かテクニックの知識を得ようと思っているんだと思う。

ただ、そんな方に痛烈な事実を言葉にすると、サーフィンははっきり言って簡単にうまくなれることはない。サーフィンの上達は本当に時間がかかる。

この事実を受け入れないといけない。

”実践あるのみ” これしかない。

いや、英義お前は毎日波に乗れるからそんなこと言えるんだろうけど、週一しかできない人間はどうするんだ?と思う方もいっぱいいると思います。

僕は、毎日海に入れる環境にいるし、週1サーフィンをこれまで続けてきたことはない。

小学生の頃は週末サーファーで、毎日やるようになったのは、中学生から。

毎日やった中学時代、もちろんサーフィンは伸びたけど

小学生の頃も上達の成果はありました。

僕は昨年の春、緊急事態宣言の際、50日間サーフィンを休みました。

50日間の間、毎日家のリビングでイメトレを行いました。1日10分くらいです。

それを続けたことによって、50日ぶりにサーフィンをしても、50日ぶりとは自分でも思わない体の反応とサーフィンの維持ができていると感じました。

もし週一でサーフィン出来るのであれば、1日3分のイメトレでいいと思います。

毎日、頭の中からサーフィンの意識を外さなければ、自分のサーフィンは維持できます。

これは実体験です。

イメトレをしておけば週一回でもその一回の続きが翌週にできる。

僕はそういう風に考えています。

週末サーファー時代やってきたことは、これから下記に書く3つのシンプルな行動です。

誰でもすぐにできることです。



テクニック動画をみてヒントを得られる場合もあれば、逆に間違った解釈をして知識を得る場合もあり、情報を得ずに先にフィーリングでやっていたら簡単に出来てしまっていたという場合もある。

みんな上手くなりたい。でも、その過程を楽しめていますか?知識を得て実際成果を感じていますか?

もし、どちらの問いに対してもyesならこの先の続きは読まなくていいです。

もし、どちらの問いに対してもnoであるなら私からサーフィンを楽しみながら上手くなる方法のご提案をさせていただきます。

いたってシンプルです。

3原則です。

1、サーフィンのビデオを見る

2、イメトレをする

3、陸で考えて、海では本能でサーフィンする

この3つです。

なんだ、ありきたりなことか

と思われるかもしれませんが

順に解説していきます。

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