復活への記録①
これからnoteに自分の復活に向かっていく過程、”復活録”を書いていきたいと思う。
自分の本心を本当はアウトプットしたくない部分も多々あるのですが、
今はnoteのフォローワーさんも多くないですし、読みたいと思ってくださる方だけに読んで頂ければなというのと
後は、自分自身の為にここに書き記したいと思い書きます。
実は、昨年の春から左足首を痛めている。
普通に歩けるし、日常の動きで痛みはない。
サーフィンでボトムターンとリップをするタイミングで痛みが出る。
痛みが『ビキーン』と来て海に入って一本で波に乗る気がなくなる日もあれば、たまーに痛みが出ない時もある。
昨年は試合もやるかやらないかわからない状況下が続いていて
自分は、「足の痛みは身体がゆるんで良い立ち方ができれば痛みはそのうち消えていくだろうと」、受け流す気持ちでいた。
そして、今あっという間に約1年半が経過してしまった。
足の痛みは全く治っていない。
足を痛めてから、エアーは全く決まらなくなり、普通に乗っていても痛めた前足は痛みを庇う様にボードから浮いてしまう状況である。
今年9月に行われた大会で負けてから、「なぜこんな事が起きてるんだ?」と一旦落ち着こうと思った。
そして自分の動作、頭に浮かぶ事を一つ一つ落ち着いて見るようにした。
そしたら色々な事が見えてきた。
自分が全く自分と向き合わずに来てしまった事に気づき、初めて現実を見れた。
原因は一つのマイナス感情からだと思う。気づけばこれまで長い間幻想に酔っていた事に痛いほど気づく。
自分の他の様々な事に対しても言える事だが、足の怪我に関しては、「なぜ足の痛みと向き合ってこなかったのか?」と自分を本当に疑う。
色々な事が見えてきて、今初めて、自分の痛めた足とも向き合っている。
今日のサーフィンで気づいたこと。
波に乗ったらまず痛めてる左足が居着いてる(足で突っ張って立ってる状態)事に初めて気づく。
自分が、いつもサーフィンの指導やYouTubeなどで提唱している
”股関節に足の末端がついてるものだと思って立つ”
という事が自分が全く体現出来てない事に初めて気づく。
この約一年半の間それがずっと出来ているつもりでいて、出来てない事に気づく事が出来なかった。
足を痛めてからずっと癖になってしまっているのだと思う。
今日海に入ってから3本目か4本目くらいで気づいた。
だから、それからはテイクオフしたら足の力を抜く。テイクオフしたら足の力を抜く。というのを一本一本確認しながら乗った。
テイクオフした瞬間に足に力が入っちゃうので、立った後に抜く動作を行いそれからターンに入っていくので不自然な動きに見えるかも知れない。
体のバランスも崩れているから、パドリングもできるだけ力を抜いて体軸を意識して呼吸を整えるように漕いだ。
パドリングからテイクオフまで体の動きを一個一個確認しながらサーフィンしているので、今は足の痛みと集中力を考慮して30分のサーフィンのみ。
しばらくこの確認作業のサーフィンになる。
今はそんな段階。
今日は1回だけ足の力を抜いてリッピングできて
その感覚が今、明日の練習の活力になってる。
最終戦は、2週間後に控えてる。
大会までもうすぐでどこまでできるかわからないけど
それまで最善を尽くすのみ。
足を痛めてから、約1年半。
自分に気づくのが本当に遅い。
競技者として等に折り返し地点を越えている自分にビジョンも何もないじゃないかと思われると思う。
だか本当に気づけなかった。
自分が全く見えなかった。
なぜこんな事に気づけなかったのかと今は思ってる。
でもこれが俺。
受け入れる。
どこまでできるのかわからないけど、本当もう最善を尽くすのみだけ。できることはそれしかない。
応援してくださってる方が、前回のnoteを読んで
「英義さん、気づいた時から人生は勝負ですよ」と温かい言葉をおっしゃってくださった。
今日が一番若い日だと思う。
この約1年半の経験を生かしてもう一度自分を創り直す。
それと、正直に言うと僕の本当の目標はグラチャンではないんです。
俺が本当に本当にしたい事は、これまで言い続けてきた
”最高の自分を見せてこの競技をを去ること”
競技者としてここだけを見てやり切りたい。
また書きます。
田中英義