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お金の大学 | 本当の自由を手に入れるために必要な知識 | リベラルアーツ大学

まいど!ひでやです!
お役立ちネタを配信している大阪のYouTuberです(^^)/

さて今回はリベラルアーツ大学 両@学長さんの著書「お金の大学」についてお話したいと思います。

リベラルアーツ大学 両@学長さんはご存知でしょうか?
人生を豊かにする生き方・考え方・お金の知識などを発信されているチャンネル登録者数50万人超えの人気YouTuberさんです。

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このムキムキのライオンが両@学長です。
関西在住のオスライオンらしく、本書の中でも関西弁でコミカルにお金に関する大切な事を教えてくれます。

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両@学長は高校在学中に起業し、ITビジネスと投資で10代にして年間1億円以上を稼いでおられます。

その一方で、社長なのにクビになってしまったり、100人以上の従業員に退社されてしまったり…様々な失敗も経験されてきたそうです。

そんな失敗も経験しつつつも、優秀な経営者仲間やモルディブの大富豪から「本当の社会の仕組み」「人生を豊かに生きる知恵」を学んでいきます。

以降本業で20年以上稼ぎ続けながら、「自由な人を増やす」という夢を叶えるために、家族や友人向けに発信を始めた動画(YouTubeチャンネル)が、リベラルアーツ大学、通称「リベ大」の始まりです。

節約・税金・投資・副業のリアルなお金の教養を軽妙な関西弁でわかりやすく解説する内容でSNSを中心に熱狂的な支持を得られています。

「お金の大学」はそんな両@リベラルアーツ大学学長さんの初めて出版された本でございます。

なぜ今回この本を紹介するのかと言うと、様々な金融本でも指摘されているように、私たちはお金に対する知識が少なすぎるからです。

親も学校の先生も「一生懸命勉強しなさい」という大人は沢山いますが、「お金について知識を深めなさい。」という大人はあまりいないのではないでしょうか。

むしろゼニ勘定する人は卑しい。
お金持ち=汚いことをやっているに違いない。
みたいな思想が蔓延しているような気がしないでしょうか?

これってすごくおかしな話ですよね?
お金の問題って一生つきまとうし、望む望まないに関わらず、生きて行くために皆自分の時間や労力をかけてお金を稼ぐわけで。
これって自分の命をお金に換えてるとも言えますよね。

利根川先生も言ってましたよね?

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そんなお金の事を真剣に考えるのが卑しいなんてどう考えてもおかしいですよね。

しかし我々は学校で「お金に対する教育」を受けておらず、「お金に関する知識」は自身で調べない限り、全く入ってきません。

昭和の中頃、高度経済成長期であれば「年功序列で昇進し、給料も上がり、一生安泰に暮らせる。」企業や国の成長と自分の成長を重ね合わせることが出来たので、お金に関する知識がなくても良かったのかもしれません。

しかし、我々はそうはいきません。
若くても地に足のついた経済観念を持った人は意外に多い世代だとは思いますが、堅実さは身に着けていても、肝心なお金に対する知識を持っている人はまだまだ少ないとも思います。

結局、「お金の話って何となく難しそうでとっつきにくい。」そう思って、危機感は感じているものの実際に行動に移して、お金に関する知識を深められる人は少ないのが現状なんだと思います。

だからこそ「お金の大学」をお勧めしたいと思います。
全ページフルカラーで、図解でわかりやすく表現してあるので、パッと見分厚いですが、読みやすいです。

また、ガイド本ではありますが、一つのストーリーになっていているので読みやすいです。

難しい経済用語も簡単な言葉にかみくだいて説明されているので、お金の勉強初心者の人にも内容は充分入っていきやすいと思います。

ちなみにこちらの本は今年の6月19日に刊行されたので、まだ比較的新しい本です。 

それでは早速参りましょう!お金の大学は5つの章で構成されています。

STEP1 貯める ー支出を減らして貯蓄を増やそう
STEP2 稼ぐ  ーお金を稼いで蓄財ペースを上げよう
STEP3 増やす ー貯蓄を投資に回して資産運用しよう
STEP4 守る  ー形成した資産を守ろう
STEP5 使う  ー人生を豊かにすることに使おう

STEP1 貯める - 支出を減らして貯蓄を増やそう

貯める力とは「生活の満足度を落とさずに、支出を減らす重要な力」のことです。
経済的自由を達成するために欠かせない力です。
ここでいう「貯める」の意味は、1円でも安いスーパーで買い物しよう!というような小さな支出を気にする「節約」という意味ではありません。

ポイントは2つです。

1) 一回の支出よりも固定費を見直す
2) 金額が大きな支出から見直す

ここでは 通信費、光熱費、保険、家、車、税金。以上の6つの大きな固定費の見直しについて書かれています。

詳しいことは本書で解説されているので、割愛させていただきますが、

・格安SIMに乗り換えて通信費を節約する。
・電力会社を乗り換えて、光熱費を節約する。
・死亡保険以外の民間保険を解約して、月々の保険料を抑える。
・リセールバリューを考えて、家を持つか賃貸に住み続けるか考える。
(リセールバリューとは、売却時の金額のこと。買った時と同等か、それ以上の金額で売れる家を買える人は、マイホームを買う。購入金額から売却時の価格を引いたものが、実際の負担額。この実際の負担額と賃貸で暮らす場合を比較して安い方を検討しましょう。という話。)
・新車は買うな。買うなら中古車一択。もしくは使用頻度が低いなら手放そう。
・ ふるさと納税
・医療費控除
・扶養控除など、控除を賢く利用して、サラリーマンでも、節税しよう。
(税金は給与じゃなくて、課税所得に対してかかります。課税所得とは、給与から控除を引いたもの。つまり、課税所得を下がれば節税になります。だから控除は大事。控除額が多ければ、課税所得が下がり、税金も下がります。という話。)などが書かれています。

STEP2 稼ぐ - お金を稼いで蓄財ペースを上げよう

お金を稼ぐ力を育てると、経済的自由になるまでの時間を短縮できます。稼ぐ力を育てると収入のパワーがより強く働きます。

稼ぐ力が強い人は、「資産」を沢山買えるので、「資産所得」を速く増やせます。収入を増やして資産を買うための理想のステップは次の通りです。

1) 給与所得で生活基盤を固める
2) 事業所得を育てていく
3) 貯まったお金で資産所得を手に入れる

そのために「転職活動をする。」「副業をする。」ことを本書では勧められています。

本業での収入UPは給与所得。安定性が高くてディフェンスに優れています。まずは生活費を確保し、事業を起こす元手を作るためにも本業での収入UPは大切。

また、本業で収入をUPさせるには、 残業ではなくて転職するのがオススメです。
若いうちに年収をアップさせるには、年功序列制度が根強く残る日本企業では時間がかかりすぎるからです。

ただし、給与所得は税金をコントロールしにくい。働く時間や場所も縛られるデメリットもあります。

結局、給与所得だけで経済的自由を目指すのはハードルが高ぎます。

そこで、副業で事業所得を得ることが大切。
事業所得は成長性が高くてオフェンスに優れています。

自分で事業を起こした場合と、副業での所得が事業所得です。
給与所得程の安定性はありませんが、成長性があります。
税金もコントロールしやすく、資産を買うための種銭作りに向いています。

よって、給与所得と事業所得の両方をバランスよく増やしていくことが理想です。

どちらも高めていくことで、安定性×成長性×節税効果の攻守を兼ね備えられるからです。

以上をふまえて本章では、

・会社にばれずに 副業を始める方法。
・気軽に始められる元手のあまりかからない副業。
・リスクは上がるけど、レベルもアップする副業。
・手を出してはいけない怪しい副業。

などについて解説されています。

STEP3 増やす - 貯蓄を投資に回して資産運用しよう

1章2章の内容を踏まえて、収入を増やせたら、3章ではそれらで得たお金を元手に収入を増やす方法についてです。労働収入は、働けなくなったら同時に無くなってしまいます。

なので「労働所得」だけでなく、自分が働かなくても収入が入り続ける「資産所得」を増やさない限り、働き続けなくてはなりません。

自由になるためには、資産所得は必須です。資産が増えれば増えるほど、私達は経済的自由に近づけます。資産所得には「不動産所得」「配当&利子所得」の2つがあります。

まず、これらの資産を購入する前に以下の4項目の準備が必要です。

1) 生活防衛資金(最低500万円)を用意する。
2) 騙されないために相場を知る。
3) 投資商品の種類( 株式、債券、不動産、コモディティ(商品)、預金)の特徴を知る。
4) 複利の力を知る。

以上を踏まえて3章では

・インデックスファンドとは
・おすすめのインデックスファンド
・インデックスファンドの取り崩し方
・不動産とは
・不動産投資の実践ステップ
・素人が手を出してはいけない怪しい投資

などについて、解説されています。「投資」「資産運用」という言葉の響きだけで、何やらとても難しいことのように思われがちですが、少ない元手から始められ、リスクも少ない、つみたてNISAなど、素人でも気軽に始められる資産運用もわかりやすく書かれています。 

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特にこの複利という考え方は非常に重要です。
複利とは金利計算方法の一種です。
金利には単利と複利の2つがあります。

こちらの表のように、100万円を5%の単利と複利で運用した場合のグラフです。

単利というのは年間で元金に対しての金利が増えていく金利で、このケースであれば、5%なので、100万円に対しての5%が毎年か加算されていくというものです。

それに対して複利は利子で増えた分も元金にカウントして5%を加算していくため、1年目は5%で5万円の利子、2年目は105万円に対しての5%で52,500円という風に増えて行きます。

これを100万円の元金で30年続けると単利と複利の運用で得られる利子の差は182万円になるわけです。

20~30年の長期運用を前提にすると、こういった複利の金融商品があるわかです。

この事実から考えると、若いうちのお金というのは貴重だと思いませんか?
なぜなら20~30年先手付かずで置いておけば増えるわけなので、今現在持っている100万円と、20~30年後の100万円は価値が異なるんです。
将来的にそれだけの利子がつく元金だからですね。

その元金を、将来お金に困る可能性がある人が、今現在明らかに浪費と考えられる使い方をするというのは、いかに損失が大きいかというのがなんとなく理解出来るんじゃないでしょうか?

続きは動画にて解説しております↓↓↓

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本書は最後に以下のように締めくくられています。

お金の使い方が下手な人が持っている1億円は、お金の使い方がうまい人が持っている100万円よりも価値がない。
このことを心に深く刻んでおいて欲しい。どんな状況からも人生は良くしていける。たった一度の、あなただけの人生で、今日が一番若い日です。悔いのない豊かな人生を生きよう。


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和田 英也
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