成功する男はみな非情である | 合理主義に徹する | 【要約/いつか】
まいどひでやです!
今回はいつかさんの『成功する男はみな、非情である。』という本を紹介させて頂きます。
この本は一言で言うと、実際の成功者から聞き出した非情な成功哲学を教えてくれる本です。
著者のいつかさんが20代半ばから、ビジネスなどの成功者に会ってインタビューし続け、彼らから学んだ帝王学が様々なエピソードともに女性ならではの視点で表現され、成功者の本質が示されています。
個人的に良かったと思った箇所をピックアップしていきたいと思います。
それでは早速参りましょう!
1. 成功する人間には、スピード感がある
ところで、アメリカでは子供を「いかにモテるか」で競わせるそうです。
男の子なら誰が一番たくさんの女の子を口説けるか、女の子なら誰が一番、たくさんの男を誘惑できるか。
そのために自己主張の仕方、話し方、人の心の見抜き方、そして外見まで、アメリカ人は徹底的に子供のときから研究し続けます。
モテなかったヤツは“家の恥”。
競争社会の掟を“モテる力”を通して叩き込まれるわけです。
さて、顔もスタイルも抜群、性格もいいのに、なぜかモテない男がいる一方で、ハゲでデブなのに大モテの男がいます。
この差は一体何なのでしょうか。
前者にないのはスピード感。
前者はルックスの良さにかまけて、いつまでもグズグズしていてチャンスを逃して、後者は単純、「この娘かわいい」と思ったら即アプローチをかける。
失敗してもくよくよしないで別の女の子を探しにいっています。
おまけに別れるときも早い。
ビジネスの世界も同じです。
すぐ行動しなければ、チャンスはつかめない。
成功する人にはスピード感があるんです。
メールの返信なんて、一日寝かすことは絶対にありえない!
すばやく手を打つ。
この瞬間に同じことを考える人が、世の中に三人はいると考え、思いついたらどんどん進む。
流行ってしまってからではすでに遅いのです。
そして、あの手がダメならこの手。
まるで千手観音のように、次々と手を打っていき、相手の返答も即座に求めてきます。
ちなみに、人に返事をもらいたいときなどは、相手の左側の懐にパッと入るのが良いです。
つまり心臓の側。
この距離にまで入ってこられると、さすがにどんな人も突き放しにくい心理が働くからです。
そして、これは捨てよう、そう思ったら躊躇などしません。
とことん事務的。無駄なことは一切やらない。
そして、次々にキチッと進めることを快感に思うようにならなければいけません。
どんどん結果が出ている、具現化している、ということに快感を覚えなければ、成功のエキスは出ないのです。
面倒は避ける。
合理主義に徹する。
今やっている行為が、銭を生みださない、無駄と思ったら、それ以上はやらない。
「時は金なり」をよくわかっている。
そう考えると、アメリカの“モテる教育”は、案外ハマッていませんか?
行動力を上げる為に、極端に冷徹になるのも必要と割り切ること。
その行いが時として、周りの人間に非情として映るのは仕方ないことです
2.「貸し」を作りたがる
成功する人は“貸し借り”にうるさいです。
「奴には貸しがある」そのことは、いつまでも絶対に忘れません。
「誰のおかげで、あなたはうまくいってるのかな?」
いつまでもそれは“目に見えない枷”となり、相手は引け目を負い続けます。
“貸しをつくっておく”ということは、相手を傘下に収めたのと同じ効果を発揮するのです。
成功する人は「借り」を作ることの不利をよくわかっています。
だからこそ、「借り」ができたらすぐ返し、何とかして「貸し」を作ろうとします。
特に「情報と人脈」を使って「貸し」を作るのが上手いです。
ある成功者は、一日に百通以上のメールを送ります。
そのすべてに受信者にとって貴重な情報が盛り込まれているのです。
ビジネスの世界で、情報ほど受け取ってありがたいものはないからです。
そこで“貸し”をつくってしまえばこっちのもの。
「こちらには情報網と人脈とルートがあるからね」
相手を静かに脅すときに、このような言い方をします。
これでビビる人は多い。
誰が誰とつながっているかわからない、という背景をちらつかせて脅すのです。
一方で「貸し」のある人間が裏切った場合は徹底的につぶしにかかります。
無論、この脅しがどれほどの威力を持っているか、縦、横、斜めがもはや無関係のネット社会で、それは、その人の力次第なのですが。
3. 勝つ人間は「圧倒的に勝利した自分」の姿をイメージできる
オリンピック選手には、試合前に頭の中で当日の試合展開をイメージトレーニングしていて、当日は「想像した通りにやって優勝しました」なんて言う人がいます。
タイガー・ウッズやイチローも同じようなことをいっています。
仕事についても同じ。
成功する自分の姿を、最初から最後まで「イメージ」しておけばいいのです。
勝利の美酒に酔いしれている自分までも心に描いておくのです。
それで失敗することももちろんあります。
でも、あなたの頭の中で「成功」しておいても、誰も咎めることはありません。
頭で思い描いたことは、時間がたつと現実に顕れてくるもの。
だから、悪いイメージを持っている限り、不幸から抜け出すことはできません。
できるだけ高いレベルでイメージする癖を身につけていくこと。
気をつけるのは、このとき、自分の欠点にあまり引っかからないこと。
この段階では、できないことにとらわれるより、自分の長所を伸ばし、どうやったら自分なりにできるのかを追求したほうが、確実に高いイメージへ持っていくことができる。
このイメージする力こそ、長いトレーニング期間中、コンディションが悪い時期も必ずあるトップアスリートが、それでも根気強くトレーニングに励み、勝利を手にする由縁でもあります。
今もし逆境でも、よいイメージを思い描けば、未来は、想像の力によって創造されていきます。
右脳に、具体的な良いイメージをインプットすれば、おのずと左脳にシフトして、現実化し、うまくいきやすくなります。
他の成功哲学でもしつこくくりかえされていますが、ゴールを設定することが大切です。
4.「努力を知られることは恥」と考える
成功する人は自分の影ながらの「努力」を人に知られたがりません。
努力しようが、しなかろうが、成功するためには結果がすべて。
それなら「努力をしないで成功するほうが立派」という独特の感性を持っているのです。
実際は、天才と呼ばれる人も普通以上の努力をしているのがほとんどですが、それが習慣化し苦痛に感じていないのもよくあること。
かつて財政会に多くの信者を持ち、あの松下幸之助も師事した中村天風という異能の人がいました。
実業家でもある彼は、日本のヨガの伝達者でもあり、天風会を創設。
さらにその書は書道家の間でも絶賛されるほどのすごさでした。
そんな彼は実は元々は字が下手で、一日に何千もの字を筆で書いて練習していましたが、誰にもそのことは言わなかったので、その努力は彼が死んでからわかったことでした。
成功したいなら、まずは結果を出さなければなりません。
仕事は成果がすべて。成果を出すことこそがあなたの仕事です。
真の成功者とは、努力しなくてもいいくらいの地位を築いた人間である。
真の成功者とは、努力しなくても金がオートマチックに入るようになった人のことである。
「努力家ですね。」なんて言われたら、むしろ恥と思わなければなりません。
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