Bamboo-MのMIDI機能がアップデートされました!
過去の記事でご紹介していたとおり、これまでのBamboo-Mでは、MIDI機能を利用するには専用MIDIケーブルとオーディオインターフェースなどの追加が必要でした。
ですが、2022年12月出荷のバンブーMはMIDI機能のアップデートがありました。なんと、PCやMacにMIDI信号を取り込むだけなら、通常のマイクロUSB<=>USBケーブルで、パソコンとバンブーを接続するだけで良くなったのです!
きっかけは、こんな写真を製造元のサイトでみつけたこと。
何だこれは?通常の音声出力にはMIDI信号は含まれないので、これは本体ソフトウェアのアップデートがないと、こんなケーブルではMIDI信号を出力できないはずでは?
と見回すと、以前からあるBamboo-M専用MIDIケーブルに、こんなタイトルが!
なんだこれは!日本語は自動翻訳でおかしなまま使っているのだろうから「SN2021までのバンブーMに対応」と言うことなのでしょう(SNはシリアルナンバーの略)。
早速製造元に問い合わせて、MIDI機能のアップデートを知りました。こういうこと、ちっとも知らせてくれないんだよなぁ(困惑)
告知内容
シリアル番号が2022で始まるBamboo Mから以下のように2種類のアプローチがあります。※2021以前のシリアル番号のBamboo Mでは、これまで同様専用MIDIケーブル(マイクロUSB⇔DIN5pin)が必要です。
1. Bamboo Mをコンピューター(PCまたはMac)に直接接続する場合。
Bamboo Mに付属しているUSBケーブル(マイクロUSB⇔USBプラグ)を使用することで、MIDI信号を直接コンピュータに供給できます。
1)ケーブルのmicro-USB側をBambooの “micro-USBポート"に接続。
2)BambooのメニューからSETTINGS(設定)へ進む
3)OUTPUT MODE(出力モード)を選択し、MIDI-USB -> PCを選択。
2. Bamboo MとMIDIインターフェイス(ミキサーやシンセサイザーなど)を接続する場合。
シンセサイザーやミキサーなどのMIDI機器にMIDI信号を直接供給する場合には、専用MIDIジャックケーブル(3.5mmジャック<=> DIN5pin プラグ:別売*)を使います。
1)専用MIDIジャックケーブル*をBamboo Mの "Audio OUT "端子に接続。
2)MIDI5pin側をMIDI機器のMIDI INに接続。
3)バンブーのメニューからSETTINGS(設定)へ進む。
4)OUTPUT MODE(出力モード)を選択し、MIDl-jack>Synth を選択。
ちなみに、2022版は本体のチップも変更されているため、Bamboo Software を利用したファームウェアアップデートでは、2021のバンブーを2022にアップデートはできないそうです。
ということで、まとめます。
まとめ
1)SN2021以前のバンブーMでMIDI機能を利用する場合は、専用MIDIケーブル(マイクロUSB⇔DIN5pin)が必要。
2)SN2022以降のバンブーMで、PCやMacにMIDI信号を取り込む場合には、付属のマイクロUSB⇔USBケーブルで接続するだけでOK。
3)SN2022以降のバンブーMで、外部MIDI機器(ミキサーや外部音源、シンセサイザーでDIN5pinジャックを持つもの)にMIDI信号を出力する場合は、MIDIジャック⇔pin DINケーブルが必要。
ということになります。
次回入荷時にMIDIジャック⇔5pin DINケーブルを送ってもらうよう手配しましたので、バンブーMでMIDI機能を利用したい方は、お手元のバンブーのシリアル番号を確認して、代理店またはヒーリングセンターアユ(healingcenterayu@gmail.com)までお問い合わせください。
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