ちょっと盛っちゃえば？

最近、くいーんにーなちゃんこと
娘さんから質問がどんどんとんできます。

「可愛いだけで育ってきたから
　わかんなーい、パパに聞いて〜」

嫁さんはそのことには
完全放置プレイしているので、
僕がすべてを受け止めなければなりません。

よっぽどかわいいのでしょう

勉強や一般常識やなぞなぞ…

Google さんにも
手伝ってもらいながら
なんとか、いなしてきました。

ある日、こんな質問です

「パパ〜、日記が上手く書けないんだけど、
　どうやったら上手に書けるの〜？」

凍りつきました。

それ、僕に聞く？

「じ、自分が思ったこと書けばいいよ…」

ありきたりな答えです。
４０点くらいです。

嫁さんを見たら、
iPhone 見ながらクスクス笑ってます。

「おいおい、偉そうに言ってんじゃねーよ！」

みたいな。

娘も、？　首を傾げています。

「こいつ、自信ないな〜」

みたいな。

バレバレです。

よしってことで
娘と日記を作ることになりました。

家族で清里に行ったときのことです。

・　ヤギが人懐っこい
・　馬の顔にハエがたかっていた
・　アイスを食べようとしたらこぼしてしまった

このへんの出来事をうまく書けたらいいんじゃない？

ってことで頑張りました。

人懐っこいヤギ

ハエがたかっているのに、無視して草を食べるウマ

羊はフン、フン　言っていて怖かったので写真なし（笑）

日記

今日はまきば公園にいきました。
ヒツジとヤギとウマがいました。
どうぶつたちがかわいかったです。

「どう？」

「うーん、パンチが無いなー、普通過ぎて」

「普通でいいんだよ」

「ウマの顔にハエがたかってたじゃん」

「あーいたね」

「ハエがたかりすぎてウマの顔が
　ハエになってしまいましたってのは、どう？」

「ウマの顔がハエっておかしいじゃん」

「ちょっと面白く言っちゃえば？」

「ウソになるじゃん」

「じゃあ、虫が嫌で追っ払ったら、
　間違えてアイスこぼしちゃったんだよね？」

「うん」

「わたしもウマのように集中して
　食べられるようになりたいです。とかは？」

「ちょっとこぼしただけじゃん」

「それを全部こぼしたことにしちゃったら？」

「ウソになるじゃん」

「違うよ、ほら、カラオケでも抑揚ってつけるじゃん」

「だめだよ、いいの、普通で」

どうやら嫁さんや僕とは
違うちゃんとした人のようです。

ハエのことだけ僕の意見を聞いてくれました。
日記は僕より上手いので、教わりたいくらいです。

※ note では一切、盛って書いておりません