はじめまして。TAGOXXXといいます。(前編)
こんなやつです。
農家の一人息子で平日は会社員として働いて、週末農業の手伝いをしています。
特に夏~秋の繫忙期はKーちゃん、SYーいっちゃんと一緒に青木園として、道の駅 富士川にてすもも、ぶどうや柿(あんぽ柿)を出店しています。
去年はコロナの影響で試食販売が禁止され、出店することができなくてかなりのダメージでした。
さらに追い打ちをかけるように大切に育てたシャインマスカットが盗まれるという踏んだり蹴ったりの1年でした。
このときのKーちゃんの顔を僕は一生忘れない…
絶対恩返ししてやると、そう心に誓った一年でもあります。
基本は僕らが一生懸命作っている果物や青木園のことをメインに書きますが、自分的にも人生の折り返し地点(人生100年だったらまだある(笑))を迎え、まだまだ途中の景色を見下ろしてざっと書いてみました。
サッカー少年
僕が小っちゃいころは、どこにでもいるサッカー少年でした。キャプテン翼に憧れて毎日ボールを蹴っていた記憶があります。
僕はじいちゃん、ばあちゃんと親父の4人家族でした。
お母さんは正直写真でしか見たことがないです…
そのお母さんの代わりになってくれたのが、ばあちゃんとKーちゃんでした。
K-ちゃんは親父の妹で僕にとっては叔母さんです。おっぱい以外の全部をくれたお母さんっすね。
サッカーの試合はほとんど見に来てくれました。親父よりも(笑)。
出産1か月前にも自ら運転して県外まで観に来てくれました。
今考えるととんでもないっすね。
つわりがきたらどうしたの?って感じです(笑)。
地元のサッカークラブも結構強くて県内じゃあ敵無しだったんです。大きい大会はほとんど優勝していました。そして中学の時に高松宮杯という全国大会でベスト8になったんです。
Jリーグのクラブチームの中に山梨の名も知れないチームが一つ混ざっているんです。それで当時最強だった読売ヴェルディに勝って、嘘のように横浜フリューゲルスに大差で負けたんです。
僕らが同窓会やるとリアル版SLUMDUNKだね。
なんて美味しい酒を飲んでます(笑)。
まあこの辺の居酒屋定番の話はまた別の記事にするとして、高校を卒業するまでサッカー漬けでした。
でも高校の最後の大会で1回戦で負けた時に急にサッカー熱が冷めちゃって、なんかこのまま就職じゃあつまらないから大学行こうって感じで大学目指しました。推薦くださいって先生に言ったら、
「成績は問題無いが、遅刻が多すぎて無理」
言い訳すると家から学校まで20Kmあるんです。
それをサッカー仲間で自転車で通って足腰鍛えようって入学式の時に6人で約束して遅刻していました。
目標は一人で立てるもんですね。
それでしょうがなく行ける大学が2校に絞られて名古屋の大学にしました。
バイト、ビリヤード、ときどき勉強
大学時代は初めての一人暮らしでばあちゃんの有難みを知りました。当たり前が当たり前じゃないことに。
それでしょうがなく飲食店でバイトすることになるんです。
たぶん男子のあるあるだと思うんですけど、ご飯に困るんですよ。彼女がすぐにできて毎日ご飯を作ってくれることを夢見て上京するんですけど、そんなことはありえなく現実を知らしめられるんです。
最初は居酒屋でバイトしました。
これでご飯には困らなくしかも厨房を担当したので簡単なものは作れるようにはなったんですが、人間やっぱり欲が止まらなく今度は出会いが欲しいってことになるんです。
次はイタリアンにしました。しかも繁華街で限定して探しました。それで面接行ったお店で急に、
「もうバイトの募集は終わっちゃったけど、この上の階のBARなら昨日辞めちゃったから空いてるよ」
って言われて、BARで働くことに。
1mmも頭になかったから頭の中真っ白です。だって行ったこともないし(笑)。
そこで店長を見た瞬間、辞めようって思いました。後にも先にもあんなにカッコイイ人は見たこともないです。
BARってこんなところなんだって。僕がとても来れるところじゃあないなって。
でも時給がめっちゃ高くてイイかもって思っちゃったんです。まあ試しにちょっと働いてダメだったら辞めようって思いました。
気が付いたら卒業するまで働きました。大学で勉強した時間よりも長いと思います(笑)。
大学の勉強は全く覚えてないけど、カクテル、ワインやパスタのレシピは絶対忘れないです。
やっぱり机の上よりも実践なんだなってつくづく実感します。
あと以外に体育会系でかなり仕込まれました。最初の仕事がキャッチです(笑)。
17時に出勤して19時まで店の外で女の子に声かけるんです。
店長がまず見本をみせてもちろん即OKなんです。そりゃあ、あなたの顔があれば誰だってOKです。
このへんの青春もあとで記事に書くことにします。
勉強は案の定しなくて1年留年してしまいました。親にも申し訳なくて反省して勉強することにしました。でも一番仲の良かった友達Aっちゃんが3年の時に留年したのでまた同じ学年に(笑)。
2人とも暇になったんで急激にビリヤードにハマっていきました。その当時がキムタクや松ちゃんがやっていて、ちょっとしたブームだったんです。
毎日通っていましたね。1時間600円を1か月20,000円とか払っていたので、30時間も突いていますね(笑)。
大学最後の思い出としてAっちゃんと2人チーム戦の学生限定の愛知県大会で優勝しちゃうんです。
いつもけなし会う仲なんですけど、その時は何故か協力したりして(笑)。
人間ってわからないですね(笑)。
いよいよ卒業って時にKーちゃんが旅行に連れてってくれたんです。
たしか香川でうどん食べたのは覚えているんですけど、そのほかは忘れました(笑)。でも一つだけはっきり覚えているのが、
フェリーから見た橋です。
たしか鳴門大橋だったと思います。満天の星空の中、夜の海に浮かぶそれがなんとも美しくて感動したのを覚えています。
「橋ってなんて美しいんだろう…」
続きます。
前半はここまでにします。だらだらとした文章を読んでくれてありがとうございます。
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