ロックな生き方はフリーランスに通ず
今日は、私が尊敬し、軽蔑し、嘲笑しているお金稼ぐの大好きな労働者。
そして私が人生で最も影響を受けた一人。
ノエル・トマス・デヴィッド・ギャラガーを紹介しつつ、
ロックな生き方、とフリーランスの生き方の点を線で結んでいきます。
アンサイクロペディアのノエル評はとても面白いです。
彼は正直下品な男です。
語尾に大体Fワード付けます(UKではそうゆうのがカッコいいという風潮がある)し、元薬物中毒者。
でも母を愛し、母のために稼いだお金で家を買い、
親孝行するよいこでもあります。
彼の詩、受け売りとかコピーとか言われてますが、事実だと思います。
ただ彼の詩は自身の経験からどうしようもない感情を一部センテンスに盛り込んでいます。父親のDVです。彼はDVの心的影響で吃音です。
彼はそういった過酷な環境を詩にし、ギター一本で成功した人、ということになります。
ギター奏法については、元ストーンローゼスのジョン・スクワイアほどうまくないので、ギタリストというよりメロディメーカーでしょう。
ギター弾ける人ならわかりますが、
Oasisの曲はBeatlesの曲より弾きやすいです。
それはBeatlesのポール・マッカートニーがベースよりのテクニカルで特殊な単音をコードで使用しているのに対して、
ノエルのコードは、和音ベースの簡単な重音で作っているので、弾きやすいのです。
さて、話が脱線しましたが、Oasisの代表曲、Don’t Look Back In Angerに以下のくだりがあります。
Please don't put your life in the hands
Of a Rock n Roll band
Who'll throw it all away
ロックンロールバンドに君の人生を委ねないでくれ、と言っています。
そして、以下、これも有名、デビュー曲Supersonicの冒頭です。
I need to be myself
I can’t be no-one else
自分はほかの誰かにはなれやしない、と言っています。
彼はアーティストを宗教家みたいに崇めるのを否定し、
あなたの人生はあなたで決めて、自分で選択しなさい、と言ってます。
この台詞、フリーランスの生き方に一部当てはまると思いませんか?
肉付けすると、Oasisの詩は、「自由と責任」についてはあまり歌ってないかもしれないので、補足が必要かもしれません(彼らはバーを破壊するなどの暴力事件を度々を起こしましたが、代償を払う責任は果たしています。代表曲、Whateverは自由、という側面しか歌ってないので、曲調は大好きですが、詩はあまり評価してません。)。
私の中ではロックな生き方、フリーランスの生き方、自由と責任というのは各々の点が、一つの線で繋がっています。
こうゆうロック感が僕はカッコいいと思ってるし、これは社会に出て行っても十分通用するし、一般人にも通用する価値観です。日本人のご都合ロックが反政府、反権力を表層的に訴えても、何も変えられないのは辻褄があってなくて、一般人に全く理解されないから、です。
でもまあ自分に自信を持つって大変なことですよね?私も身体と心壊すまで自分を追い詰めて今の仕事の仕方を手に入れてますから。
簡単なことではないですね・・・・・・
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