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[Alt]キーのススメ

(この記事はWindows PCを使っている人向けの内容です。)

あなたは [Alt] キーを使いこなしてますか?

「うっ…あまり使ったことない…」
という方には、是非、この記事を読んで頂きたいです。

かくいう私も、以前は全く使い方を知りませんでした。ただ、経営企画職になり、Excelの使用頻度が大幅に増えました。

・予算実績管理
・業績分析
・経営指標の算出
・財務シミュレーション
等々、専門性もさることながら、スピードも要求されるため、 とにかくExcel作業を効率化する必要ありました。

職場にExcelが得意な人がいたので、「目で見て盗もう」としました。すると、ほとんどマウスに触れずに、とてつもないスピードで作業しているじゃないですか。

さらに注視していると、[Alt] キーを駆使していることが判明しました。(もちろん、その他のショートカットも使いこなしていましたが…)

今日はそんな [Alt] キーの使い方について、お伝えしたいと思います。Excelの作業効率が爆上がりすること間違いなしなので、是非、取り入れてみてください。


[Alt]キーの使い方&貼付け系のショートカット

まずは、[Alt] キーの基本的な使い方と、貼付け系のショートカットについて説明します。

①まず、任意のセルをコピーします([Ctrl]+[C])。

②次に、[Alt] キーを押します。すると、下図のように、タブ部分にアルファベットのガイドが出てきますので、[H]を押します。

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②次に、リボン部分のガイドに沿って、[V]を押します。

画像2

③またガイドが出てくるので、この中から貼付けの形式を選びます。ここでは値貼付けしたいので、再び[V]を押します。

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このように、任意のセルをコピーした後、[Alt]→[H]→[V]→[V]と順番にキーを押していくと、値貼付けをすることができます。

これと同じ要領で、書式貼付け、数式貼付けもできます。
■書式貼付け
 [Alt]→[H]→[V]→[R]
■数式貼付け
 [Alt]→[H]→[V]→[F]


ウィンドウ枠の固定・解除

[Alt]キーを使えば、ウィンドウ枠の固定・解除も一瞬で出来ます。

①任意のセルをクリックします(ここではC4セル)。

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②[Alt]→[W]→[F]→[F]と順番にキーを押していきます。すると、下図のようにウィンドウ枠を固定することができます。

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③ウィンドウ枠の固定を解除したい場合は、再び[Alt]→[W]→[F]→[F]と押せばOKです。


行/列の挿入・削除

[Alt]キーを使えば、行/列の挿入・削除も楽勝です。

①任意のセルをクリックします(ここではB5セル)。

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②[Alt]→[H]→[I]→[R] と順番にキーを押していきます。すると、下図のように5行目に空白の行を挿入することができます。

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③行を削除したい場合は、[Alt]→[H]→[D]→[R] と押します。

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*列を挿入・削除する場合は、上の[R]の部分を[C]に替えます。


[Alt]キーを使ったショートカット(まとめ)
■値貼付け
 [Alt]→[H]→[V]→[V]
■書式貼付け
 [Alt]→[H]→[V]→[R]
■数式貼付け
 [Alt]→[H]→[V]→[F]
■ウィンドウ枠の固定・解除
 [Alt]→[W]→[F]→[F]
■行の挿入・削除
・挿入:[Alt]→[H]→[I]→[R]
・削除:[Alt]→[H]→[D]→[R]
 *列の場合は[R]ではなく[C] 


いかがでしたでしょうか。
[Alt]キーを押したら、あとは表示されるガイドに従って、キーボードをパチパチしていくだけでショートカットできるので、便利じゃないですか?

え?
「値貼付けのために4回もキーを叩かないといけないなんて、逆に面倒」ですって?

でも、騙されたと思って、練習してみてください。慣れれば、何も考えずに高速で打てるようになります。 4個のキーを押すのに、1秒もかかりません。 

[Alt]キーを使いこなせれば、マウスをいじる手間がなくなります。それだけで作業効率はめちゃくちゃアップするはずです。

今回は、私が良く使うショートカットをお伝えしましたが、まだまだ色々なことができます。是非、自分の用途に合わせて、使いこなせるようになってみてください。

今日は以上です。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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