ベトナム株で高配当+株価が安定するたった一つの銘柄を解説
こんな疑問に答えます。
本記事の信頼性
筆者は2019年よりベトナム株投資(個別株)を開始。2020年以降にベトナム国内で起きた投資ブームの恩恵もあり年間40%ほど資産を増やすことができています。
Twitter(https://twitter.com/hidesawa0902)でも日々、ベトナム経済について発信中。
株価の変動が激しいベトナム株市場
ベトナム株式市場は2022年の年初、1月4日に1,528ポイントを記録した後、世界的な景気減速やベトナム国内の不動産企業FLCグループによる不祥事などの影響で11月現在、VNインデックスは1,000ポイント前後まで下落しています。
米国株指数との比較でわかる変動幅の差
米国株インデックスの動きも同様に2021年の年末〜2022年の年初をピークとしてその後は下落傾向が続いています。
ただ、ここで注目したいのが下落幅です。
米国株の指数とベトナム株の指数の変化、(過去1年での終値ベースでの最高値と最安値を比較してみました。(※2021年下期〜2022年10月末での約1年の期間中)
VNインデックスが年初に記録した史上最高値から約50%下落したのに対して、NYダウの下落は約26%となっています。
これは裏を返せば上昇した局面では新興、発展途上国であるベトナム株式市場の伸びが先進国である米国株式市場を上回る上昇幅を記録していたことを意味します。
ただ、ベトナム株市場は下落相場の損失リスクが大きいことがわかります
※Tradingviewの最新のチャート(指数の動き)は以下リンクより確認できます。(NYダウ・VNインデックス)
日米株をしのぐ高配当銘柄が存在するのはベトナム株の魅力の一つ
ここまでの解説で、新興国であるベトナム株式への投資では「大きく損をするのが怖い😰」と感じた方も少なくないかでしょう。
そんなあなたに着目したいのが、経済発展著しいベトナム株式市場に存在する高配当株です。
筆者は2021年9月末頃に高配当ベトナム株の銘柄の調べ方と配当利回りが10%を超える銘柄を紹介していました
>>ベトナム株投資家だけが知っている高配当株とその調べ方
上記の記事を書いた2021年9月末頃は以下3つの銘柄と当時の利回りを紹介していました。
PPC(ファーライ火力発電):配当利回り:25.7%
TMP(タックモー水力発電):配当利回り:16%
TCL(タンカンロジスティックス):配当利回り:12.9%
※上記は当時の利回りです。
ただ、それから1年後の2022年11月頃、ベトナム株式市場全体の下落により高利回りを記録していた上記3銘柄の株価はいずれも1年前から市場全体の影響を受けて下落しています。
上記チャートは2021年9月頃に配当利回り25%を記録していたPPC(ファーライ火力発電)の株価の動きです。ご覧のように2022年年初から株価が下がり24,000 vnd 付近で推移していた所から14,000vnd前後までと株価が40%以上下落しています。
PPCは1例に過ぎません。約1年前に高配当を記録していた多くの企業の株価は市場全体の動きと同様に2022年年初(1月)と比べ11月時点で30〜40%、中には50%以上、株価が下落している現状があります。
仮に1年前に上記のような高配当株へ投資していたら、現在は「株式市場全体が冷え込んでいる冬の時代だから含み損が出るのは仕方ないよなぁ」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
とはいえ、下落相場でも「大きな含み損が出るのは避けたい」とも思うかと。
そこで、ベトナム株式市場が低迷する中でも株価が安定+高配当を出している銘柄があったら知りたいという方も多いと思い2022年10月末時点で予想配当利回りトップ100にランクインしている銘柄を調査しました。
「ベトナム株の予想配当利回りトップ100」は、多くの投資家が活用するチャートツール、Trading Viewから検索可能です。
興味のある方は右記リンクよりご確認ください>>Trading View 高配当利回りのベトナム株
ベトナム株で予想配当利回りの高い上位100銘柄をみていくと、ほぼ全ての銘柄が株価を下げる中で一つだけ株価が安定+なおかつ高配当を継続して出している銘柄を発見しました。
上記チャートがその企業の株価チャートです。
相場全体の動きほど株価は上下しておらず4,000 vnd(約20円)の間で株価が安定推移しているのがみてとれます。
【※2023年7月1日追記】
今年(2023年)に入って株価が少し上昇傾向にあります。
2022年までは28,000~32,000 vndの間を推移していましたが今年4月からは34,000~36,000vnd前後を推移しており株価を上げています。
✅ なお、有料部分にて紹介している銘柄は日本の証券会社でベトナム株の取引に対応するSBI証券およびアイザワ証券で売買可能なことは以下公式サイトより確認済みです。
【ここから先は有料部分】となります。
ベトナム株市場の下落が止まらない中で株価が安定し、高配当を出しているたった一つの銘柄を解説しています。
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