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ママへの読み聞かせ~娘が生まれてくる前に~

子どもが生まれたら、これだけは絶対してあげたいと思っていたこと。「読み聞かせ」 本好きになって欲しい、活字に強くなって欲しい。きっと読む力は、生きる力につながる……そんな想いで、まだ妻のおなかにいるときから、読み聞かせをやっていました。

生まれてくる娘には、パパの声を認識させたいという気持ちで、これからママになる妻には、出産の不安を少しでも和らげるため。本の内容は、「ママのおなかをえらんできたよ」とか、「フィンランド式叱らない育て方」といった子育ての本。子どもに向けてというか、妻への読み聞かせです。寝る前の30分ほど、少し読んでは、感想を言い合い、生まれてくる子どもの未来をわくわくしなら、想像していました。どんなママになりたいか、どんなパパになりたいか、習いごとは何をさせたいか、家に彼氏を連れてきたらどうするか……。とても楽しい時間であり、深く、父親、母親について意識を高めていった貴重な時間でした。

子どもにどんな影響があったかはわかりませんが、少なくとも、出産前の妻への読み聞かせは、妻の出産への不安を少しは和らげたと思います。本を通じて、これから生まれてくる子どもにどのように向き合えばいいか、互いの考えを確認、共有できたと思います。おそらく、このときの妻と話したことが、子育ての指針? というほど大げさなものではないですが、こどもへの向き合い方のイメージが共有できたのは確かです。

寝る前の読み聞かせは今も続いています。読む本は、5歳の娘に選ばせてて。今は、娘とママと私の3人で、お話の意見や感想を言い合いながら……。私の大好きな一日の締めくくりの時間。

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