欧州株メモ ROG.SW 2/5更新
ロシュ・ホールディング[ROG.Switzerland, and RHHBY]
・医薬品と診断薬の会社で
・医薬品はロシュの売上高の約72%、Ebit(金利・税引前利益)の82%を占める
・がん治療のリーダー
・診断薬部門は売上高の28%
・世界最大級で、血糖値モニターやウイルス検査に強み
・戦略的提携契約に基づき、中外製薬[4519.Japan]の株式の60%を保有
・研究開発の生産性で長い実績を持つ、世界最高水準の大型バイオファーマ企業
・バイオシミラーの脅威が後退する中、基盤事業は強力なフリーキャッシュフローとより利益率の高い製品を提供し続けている
・ロシュは業界で最も深いパイプラインを有しており、昨年は注目を集めた臨床試験の失敗があったが、リスクとリターンは良好
・2023年度のロシュの1株当たり利益は20.70スイスフラン[22.59ドル]と予想
・直近の株価が293.60スイスフランで、株価収益率は14.2
・来年は約10%、2025年にはさらに10%の増益が見込まれる
・2/2決算発表
ロシュ・ホールディングAGは2022年の売上高が増加したが、Covid-19製品の販売減少により2023年の売上高は減少する見込みであると発表
2022年通年の売上高を632億8000万スイスフラン(約696億5000万ドル)とし、2021年の628億スイスフランから増加、コンセンサス予想と一致
純利益は前年の149億4000万スイスフランから135億3000万スイスフランに減少し、アナリスト予想の150億9000万スイスフランを下回った
コア営業利益は前年の219億スイスフランから221億7000万スイスフランに増加し、コア1株当たり利益も2021年の19.81スイスフランから20.30スイスフランに増加した
今後1年間については、先に発表したCovid-19製品の売上高50億スイスフランの減少により、ロシュは売上高の減少を見込む
予想される売上高の減少は、恒常為替レートでは1桁台前半
Covid-19の売上減少を除くと、医薬品部門と診断薬部門の両方で「基礎的な売上高の堅調な伸び」が見込まれる
・2/3時点の株価は282.35スイス・フラン
・決算発表を受けて、さらに下落しています。下降トレンド継続中なので、まずは底打ちを見たいと思います。
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