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うつの症状が酷い時に、してはいけない事とは…

こんにちは、Hideです( ´ ▽ ` )

うつの症状が酷い時って、普段通りに生活することさえ辛く感じます。

身体的には悪いところは無いはずなのに〜

いや心が異常に疲れているってのは、体が良く無い状態だってことなのですよ。

通常出来ていた事が、何も出来なくなってしまうのです。

これがうつが酷い状態の時なのです。

今回はうつの症状が酷い時にしてはいけない、いくつかの事を私が実際経験して感じた事を話していきたいと思います。


うつの酷い時には、何も出来ない

うつでも一番酷い時には、本当に通常の生活を送ることすら困難になります。

体は鉛の様に重く、何もする気力すら無くなり、ほぼ寝たきりの状態になってしまいます。

普段出来ていた簡単な事すらも、出来なくなります。

歯を磨いたり、入浴するのさえ重労働に感じて、普段している簡単な事も出来ない、廃人状態になってしまいます。

知り合いから届いたメールやLINEに返信することさえ困難になります。

なんて返したら良いかわからなくなるのです。

言葉が全く浮かばなくなるし、極端にネガティブな精神状態なので、まともな返しが出来なくなるのです。

変に気も使い過ぎて、どんな風に書いたら失礼にならないかとか〜
考え過ぎてしまうのです。

スマホを打つのもいつもより何倍も時間がかかるし、マジでヤバい状態に陥ってしまいます。

酷いと食欲すらなくなり、何もしていないのに痩せていきます。

苦しいのは、そんな状態なのに頭の中だけ忙しく、過去の過ちやなんやかんやがエンドレスで頭の中をぐるぐる堂々巡りして、頭が疲れて痛くなります。

そんな状態なので気持ちが深く落ち込み、消えてしまいとか思ってしまいます。

そんな状態の時に、まともに仕事なんて出来るわけありません。

たといえ無理して働いても周りに迷惑かけてしまうだけです。

最悪、何らかの事故やクレームになってしまったり、怪我などにもつながる恐れがあります。

急性期といって、うつが最悪な症状の時は、静かに部屋で横になっているしかないのです。

そんな症状の時は、一週間風呂にも入らず(外に出たり人に会うわけではありませんが、不衛生ですよね)食欲も無くなるので体重は激減して一週間で3〜5kgとか痩せてしまう時もあります。

この状態の時は、何も出来ないので、してはいけない事以前の話なので、症状が持ち直してくるのを静かに待つしかありません。

それでも、これはしてはいけない事を、六項目書きますので、参考していただければ…と思います。

外出

例えば、うつの知識の無い家族や友人から、外に出た方が良いよ〜と誘われて、出かけてしまうのはよくあります。

ただでさえ人に会いたくないのに、無理して人の目に触れる場所に行って余計ストレスがかかって症状を悪化させてしまう場合があります。

無理に家事などをしない

何かをしなきゃとか思い過ぎて、家事とか簡単な事でもしない方が良い。

私は以前、うつが酷い状態の時に、やかんでお湯をコンロで沸かしてたのを忘れて、やかんを空焚きにまでして穴が開きそうになりました、

あれ下手したら火事にもなるから〜特にうつの時には、無理して火を使ってはいけません。

私は喫煙者なので、消し忘れには注意してました。

いつもより本数は減るのですが、ストレスからタバコだけはうつの時でも吸ってました。かえって増えてしまう時もあります。

飲酒

私の様に病院に通っていて、薬を処方されているなら、特にお酒類は飲んではいけません。

その様な状態の時は、薬の効果を強めてしまったり、変な化学反応か知りませんが、狂気な行動をしていまったりするので、お酒は絶対飲んではいけません。

薬を飲んでいない人も、うつの時は平常な脳の状態ではないので、お酒を飲んで鬱に拍車をかけてしまうことがあります。

脳内でネガティブ思考が急加速で暴走しているのに、そこのお酒を摂り込んで、ますます悪い状態に拍車をかけてしまうからです。

ネガティブな考えが倍増して、お酒で勢いがついて、危険な行動や自殺企図などに発展してしまう恐れがあるからです。

お酒ってストレス解消になるとか誤った認識がされていますが、飲んでいる時はまだハッピーなのですが、冷めてくると次第に現実に向き合わされ、虚脱感や異常な苦痛を感じたりしていまします。

特にうつを持つ人は、体調の良い時でも、飲み過ぎには注意して飲酒して欲しいですね。

誤った相手に相談をする

これも結構うつの人には、かなりのダメージがあるので、特に気をつけた方が良いでしょう。

うつをある程度理解できる心が広く優しい人じゃないと、相談した途端、怒られているように「やれ気合いだ」だの「根性」だの〜

みたいな話をしてくるパターンが結構多いですから。

うつの人を相手に話すときの鉄則は、良かれと思っても、励まさない、怒らない、見捨てない事が大事です。

そして、ある程度の距離を保つ事も重要です。

優しくするのも、やりすぎると、相談される側に転移したり、変な期待をうつの人にさせてしまったりすると、余計病状を悪化させてしまいます。

うつの症状が酷い時には、当人は藁をも掴みたいとの気持ちで、相談してきますから、同調して理解してあげる部分と、その考え方はうつから回復する上で良く無いという事は、わかりやすくはっきりと穏やかに話してあげることが重要です。

正直私の本音を言いますと、精神科の医師はその分野での専門知識を持ち、多くの患者さんを診てきています。

しかし、その医師本人は、うつを経験したことのない人が殆どです。

つまり、机上で学んだ知識と、客観的立場から見た患者の診察経験しかないのです。

そういう意味では、精神科のドクターにとっても、この目には見えない精神疾患は、難解な病気なのです。

病院によっては、診察やカウンセリングの他に、精神疾患を持つ患者同士が集まりお互いの病気について語ったりする療法もあります。

うつや精神障害を持つ人同士が、会って話すことによってお医者さんに診察してもらう以上の何かを得たりすることもあるでしょう。

YouTubeでメンタルクリニックを経営している医師が、オンライン自助会というのを立ち上げて、患者さんを支援サポートしたりしているのもあります。

スマホなどを見ない(デジタルデトックス)

なんとか現在の苦しい状態から抜け出したい、との思いからうつ等について、色々調べてしまう事はよくあります。私もそうでした。

しかし、うつの酷い時には、何を見ても誰に会ったとしても、全てを悪く捉えてしまいがちなので、例え良いものを見たり聞いても、逆効果になり落ち込んでしまったりします。

最近、デジタルデトックスは健康に良いみたいに、取り上げられています。

つまり、スマホやPCを使用する時間が増えていて、脳にも悪影響を及ぼしている事があるとの見解から、たまにスマホから離れて、脳や目やメンタルをリフレッシュしようという事なのです。

それは私も大賛成です。

私もブログをやっていてデジタルに触れている時間が、長くなっているので、余計感じます。

なので、最近長い大作が多いので、適度にブログを書かない日を設けて、その時はスマホも必要最低限しか利用しないようにしています。

デジタル機器って何気に知らず知らずのうちに、我々の体に負担をかけていますからね。

こうやってメンタルを良くしようと書いている記事を書き過ぎることによって、書いている本人の脳がやられてしまっては本末転倒ですからね。

何事もいい具合、良い加減というものがあります。

特に勤勉な日本人は無理をしがちですから、自ら意識してデジタルデトックスや、休む事をしていった方が良いと思います。

根性や気合いは、他に使うところがたくさんありますからね。

重大な決断はしない

心も体も疲弊しているので、もし重要な決断を様られているのであれば、それはあえて先延ばしにしましょう。

大事な事を決めるには、心身とも健康な状態でなけれいけませんので、重大な事を考えたり決断したり実行したりする事は、絶対に避けなければいけません。

一生に関わることにもなりかねませんので、回復するまで、決断は周りに協力を得ながらでも、先延ばしにしましょう。

うつの酷い状態の時の対策

これをすれば、うつが一気に回復する、とかは〜残念ながらそのようなものは、私の経験上はっきり言ってありません。

最良の方法は、まずはゆっくり休むこと。

体を休ませようとして、ベッドに入って横になっていても、頭の中が混乱してゆっくり寝られないし休めないという様に症状が酷い時はなります。

その時は薬の力を借りる事をお薦めします。

だって、心身が疲れて悲鳴を上げているのですから、元気を取り戻すには、まずは薬を飲んで休むしかないのです。

薬はその手助けをしてくれる為に服用するのです。

私も酷い時は、少し強めというか不安などを取り除いてくれる薬を利用します。

仕事上、休む事が出来ないという人がいますが…

勿論仕事は大事ですが、心身の健康の方が何よりも大事だという意識を忘れないで欲しいのです。

勤め先に、ちゃんと症状を話し、仕事が出来る状態ではないという事をしっかりと伝えて休ませてもらいましょう。

そんな状態ですから1日で治る事はまず無いので、回復までどのくらいかかるかを聞いてくる会社が多いはずですから、医者に聞かないとわかりませんとそこははっきりと伝えましょう。

医者の診察におけるものは、ある意味絶対ですから、医師から例えば3ヶ月の休養が必要だと診断が下れば、まともな会社ならそれを駄目だとは言わ無いはずです。

真面目な性格で精神を病むうつになっている方が多いので、自分の責任を果たしたいと考えてしまい、無理して仕事をしようとしますが、そんな心身の状態で仕事をしても、もっと病気が酷くなるだけです。

逆に頑張り過ぎる事で会社にも迷惑をかけてしまう事もありますから…

まずは自分の健康を取り戻すことが何よりも最重要しして下さい。

あまり無理しすぎると取り返しがつかなくなり、仕事さえ出来なくなるほど悪くなってしまってからでは、遅いのです。

うつの症状が酷いなら、医者に診てもらい 薬を服用してゆっくり休む

うつになったら、なるべく早い時期に専門の医師に診てもらい薬の処方等の治療を受けて、しっかり休むことが重要なのです。

まずは、かかりつけの病院(心療内科・精神科)に通っている人は、病院に行って主治医に現在の状態を具体的に伝えましょう。

症状と、どのように辛く感じるかを話しましょう。

寝たきりの状態で頭の中が不安でいっぱいなら、睡眠にしても寝ようとしても眠れないなら、かなり酷い状態なので、抗うつ剤と安定剤と睡眠薬(睡眠導入剤)を処方してくれるでしょう。

初めてメンタルクリニックに通う方なら、初診は生い立ちなども聞かれますので、時間がかかります。

あらかじめ子供の頃、どういう性格だったかや学校の成績等や、親や家庭環境についても聞かれたりするので、あらかじめ親に聞いたりしてメモしていくと診察もスムースに行きます。

うつには細かい事をするのが辛い状態ですから〜出来る範囲で構わないですよ。

病院を探す際には、ネットで口コミなどを参考に選ぶと良いでしょう。

悪くなったら、すぐに行きやすい様に、家からそんな遠くない方が良いでしょう。

あまり近所だと、知り合いとかの人目が気になるとなら、自宅からちょっとだけ離れてるが、そんなに遠くない場所にすると良いです。

私は車で普段通院していますが、具合悪い時には車の運転も危ないので、交通機関でも行ける場所の方が良いと思います。

大体、交通機関を使っても30分以内で行ける場所が良いかと思います。

最初にメンタル系のクリニックや病院に行くのは、抵抗があったりしますが、辛い状態からいくらでも早く抜け出したいはずなので、そこは自分の心身の為にと思って行きましょう。

周りを見ても皆元気で暮らしているように見えますが、何気にメンタルクリニックに通い薬を服用している人って、思ったよりおられるのです。

歌手の和田アキコさんや、ヴァイオニストの高嶋ちさ子さんなど、一見メンタルが強そうに見える人も通っていたりしますから、特別自分がおかしいとか思わなくても大丈夫ですよ、

うつは誰がかかっても、全然おかしくない事ですから、そこは気にせず無理をしないで、症状が酷く辛い時には、なるべく早くに病院に行きましょう。

上記のしてはいけない事を守って、動ける状態ではないのでそのまま静かに横になって過ごしていれば少しずつ回復してきます。

回復までにかかる日数は、個人差がありますので一概には言えません。

人によっては回復まで1週間だったり1ヶ月だったり様々です。

とにかく症状が酷い時には、薬を飲んで寝てるしかありません。

なので、専門医に診てもらう事が絶対必要なのです。

貴方の心身と、社会的立場を守る為にも、必ず専門の病院には行きましょう。

焦らずゆっくり休んで、健康な状態に戻す、そこが重要です。

うつになると、他の病気とは違い、人や会社にも言いにくいとか色々考えてしまいますが、昔に比べると、決して特別な病気ではなくなってきたという認識が世間にも認知されるようになってきましたので、ちゃんと話せばわかってもらえると信じて、行動しましょう。

うつは「心が弱い」だの「気合いで乗り切れ」とか言う会社なら、正直そんなところは、在籍する事自体を考え直した方が良いと思います。

そんな心無い言葉を言う会社は従業員を、道具くらいにしか思っていませんので、きっぱり割り切りましょう。

休職という退職を前提にした方法もあります。

これは決して、ずる賢い方法ではありません。

たとえ退職する場合でも仕事が出来るように回復するまでの、治療期間をもらうわけですから。

貴方が会社のために一生懸命仕事に取り組んだからこそ、うつという病気にかかってしまったのですから。(一概には言えませんが…結構仕事上のストレスでうつになる場合が多い)

激務から肝臓を壊したり心臓病にかかってしまったとかと何も変わりはないのです。

うつは立派な脳の病気ですからね!

世間の目を気にし過ぎず、割り切ることも必要です!

とにかく、辛いうつの時にはゆっくり休んで下さいね。


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