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梅雨 雨の雰囲気にどっぷり包まれて聴きたい 邦楽ROCK

こんにちは、Hideです☔️

私の住んでいるみちのく杜の都も遅ればせながら梅雨入りしました。

東北南部で平年より11日、北部で8日遅いそうです。

今回は、雨模様の日にどっぷり浸って聴きたい邦楽ROCKを紹介したいと思います。

雨が降ると、悲しい気分がより増しますし、辛い気持ちの時には心に追い打ちをかけられますよね。

そんな激しくも辛さ感満載の曲をお届けします。


雨に泣いている Weeping In The Rain / 柳ジョージ&レイニーウッド

作詞作曲:柳ジョージ

1978年12月1日リリース

当初この曲は、78年発売のアルバム「Weeping In The Rain」に英語詞で収録されていたが、日本語詞に変更してシングルとして発表された作品である。

萩原健一主演のドラマの主題歌に起用される。

中学2年の時に、初めて柳ジョージを聴いたのがこの曲です。

雨に打たれて悲しみに浸っている男の様子が伝わってくる。

和製エリッククラプトンと呼ばれた柳ジョージのギターテクニックとしゃがれた声が男の切なさを感じさせてくれる曲です。

雨あがりの夜空に / RCサクセション

作詞作曲:忌野清志郎・仲井戸麗市

1980年1月21日リリース

ボーカルの清志郎が井上陽水の「氷の世界」に提供した楽曲の印税で購入した愛車日産サニークーペが雨の日に故障した事を題材に書かれた曲である。(wikipedia調べ)

車=女性と解釈できる歌詞の内容だ。

雨で車が壊れてしまった出来事と、彼女とのデートを掛け合わせたユニークな歌詞になっている。

自分も高校1年生の時に、地元で行われた夏フェスで生でこの曲を聴いたが、もうガンガンに乗れるロックナンバーだ。

今や日本のロックのスタンダートとなっている名曲。

レイニー・ウェイ / 矢沢永吉

作詞:相沢行夫 作曲:矢沢永吉

1980年に発売された6枚目のアルバム「KAVACH」から先行シングル「涙のラブレター」のB面。

この曲は永ちゃんのライブの定番曲で、ファンからの人気も高い。

私も高校2年の時に演っていたバンドのライブで、この曲を演奏したという思い出の曲でもある。

ブラスで始まるイントロとちょっとマイナー調のメロディーが、暗闇の道路を独り走る切なさを感じさせてくれる。

振られた男が終わった恋を振り切ろうとしているところがまた渋い。

激しい雨が / THE MODS

作詞:森山達也 作曲:THE MODS

1983年9月21日リリース

福岡市出身のパンクロックバンドTHE MODSの4枚目のシングル。

カセットテープのCMに起用され本人達も出演した。

叩きつけるようなサウンドが、激しい雨(土砂降り)を感じさせてくれる。

歌詞を耳にすると、激しい雨が古いものを洗い流し、今後変わっていく時代が来るのを連想させる曲。

80年代新しい時代を予感させる日本のパンクロックの代表する1曲だ。

RAIN-DANCEがきこえる / 吉川晃司

作詞:安藤秀樹 作曲:佐藤健

1985年9月25日リリース 大人の雰囲気の吉川晃司

吉川当時二十歳で6枚目のシングル。

グリコのCMに起用される。

アイドル路線から脱却しようとする様子がうかがえる、それまでにない吉川晃司の魅力に溢れている。

この曲以降から曲調がガラっと変化した。

私が21歳の時で、吉川晃司がやりたかった音楽ってこういうのか〜と感じてました。

それまでの若さの勢いを押し出した曲調から、大人の雰囲気を感じさせる、都会的なダンスナンバーだ。

BLACK RAIN / HOUND DOG

作詞:松井五郎 作曲:八島順一

1986年12月21日リリースアルバム「LOVE」収録。

激しく歪んだギターリフから始まるミディアムロックナンバー。

このギターのイントロフレーズが格好よく

「ストップ 熱い雨 ストップ 何もかも狂わせて降り続く〜」

のサビの歌詞が印象的です。

激しく降る雨に心を強く刺される感じがしますね。

この曲を聴いていると、雨に打たれる心の痛みが伝わってきます。

真夏の雨 / REBECCA

作詞:NOKKO  作曲:土橋安騎夫

1987年11月28日リリース レベッカ6枚目のオリジナルアルバムに収録

REBECCAの6枚目のオリジナルアルバム「POISON 」に収録されている曲だが、音楽評論家から
「ハードなナンバーからバラードまでが楽しめる、唯一無二のポップセンスが遺憾なく発揮されている」とかなり肯定的な評価をされた。

第2回「日本ゴールドディスク大賞」“THE BEST ALBUM OF THE YEAR”邦楽 ロック・フォーク(グループ)部門を受賞。

デビューから3年を経て、「フレンズ」でブレイク以降、ヒット曲の連発と共に大きな自信を得て音楽的成長が感じられるレベッカ名盤の一枚だ。

ファンタジックでスローな曲調が、真夏の雨の雰囲気を醸し出している。

かなりスローテンポなバラードだがNOKKOのパワフルで表現力豊かな声が切なさを感じさせてくれる。

ENDLESS RAIN / X

作詞作曲:YOSHIKI

1989年12月1日リリース

言わずと知れたX JAPANの名曲ですが…YOSHIKIが作曲したのですが、サビのメロディーは非常にシンプルですが、印象に残りますよね。

私はXを好んで聴いていたわけではありませんが、この曲は綺麗なメロディーと切ない歌詞が止まない雨の風景をイメージさせてくれます。

絞り出すようなToshiの声にもよく似合っています。

YOSHIKIの鋭い感性が際立つ名曲ですね。

あとがき

最後まで読んで頂きありがとうございます。

70年代後期〜80年代後期の雨にちなんだ邦楽ロックをお送りしました。

今回は、激しい雨が打ちつけるイメージがする曲をチョイスしました。

以前紹介したシティーポップの雨歌に比べ、今回は雨が心に刺さってくるような曲じゃなかったかと思います。

激しいROCKには、雨がよく似合いますよね。

しかし、現実は大雨は災害になりますので、程々に降ってもらうのが理想的ですね。

杜の都を湿らす雨の日に、昔を懐かしみながら聴きたいと思います。




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