ブラック企業とはどんなところか 私が見た酷い会社
こんにちは、HideですΣ੧(❛□❛✿)
現代社会では、ブラック企業といって働く人にとって悪質極まりない会社組織が存在します。
この春から新社会人の中にも運悪くブラック企業に入社してしまった〜なんて残念な人もいるのかもしれません。
私も数多くの転職経験を重ねてきた中には、そのようなブラックな会社も何社かありました。
ブラック企業に勤めていると、段々と身も心も蝕まれてきて、体を壊したり精神を病んでしまったりします。
生活の為にと我慢しているうちに限界を超えてしまったりすると、大変な事態に陥ります。
そんな最悪な事になってしまうと、例え退職して過酷な状況から逃げられたとしても、元気だった頃には戻れず働けない体の状態になってしまったりする場合もありますので、充分気をつけなければいけません。
しかしながら、注意を払っていてもそんな恐ろしいブラック企業に、もし入ってしまったら…
今回は、私のブラック企業での体験を交え、ブラック企業とは一体どいういう会社なのか?どんな扱いを受けるのか?
という内容をわかりやすく具体的に、お話ししたいと思います。
現在、もしブラック企業に勤めていてきつい状況で苦しんでいる方がいたり、これから就職や転職をされる方に是非読んでいただきたいです。
もうそんなことはわかっているよ〜というブラック企業体験者の方の中で、振り返りってもうあんな思いはこりごりだ〜という方にも、またしても騙されない為にも、改めて確認の意味で読んでいただきたい。
一人でもブラック企業という現代の闇に飲み込まれ不幸にならない為にも、ご参考になればと、願い書いていきます。
ブラック企業は働く人の人生も心身も壊して不幸にする
ブラック企業に運悪く入社してしまい、我慢して長く働いていると、体にも不調をきたしやがて病気になったり、心を壊され精神を病んでしまったりします。
働く人の大切な時間を奪い、人生さえも不幸にしていく。
才覚な場合には、尊い命さえも奪われる。
時間やお金など貴重な物を搾取されてしまう。
実際にブラック企業を体験されていない人からは上記の様なことが起きるなんて〜と、びっくりするかもしれませんが、大袈裟ではなく実際に誰しもの身に本当に起こるものなのです。
何年か前にも、新卒で大手広告代理店に入り過酷な環境で働かされ、入社から数年で心身ともに疲弊し最終的に心が病み、自ら命を絶ってしまった…という悲しい事件がありました。
業界ではNo.1・2を争う企業で、業界人ならずとも誰もが企業名を知っている表面的には一流企業と呼ばれる会社です。
それも、その企業は以前にも同じ様な犠牲者を出しているにも関わらず、会社としてしっかりとした修復も行わず、またしても社員に対して以前とは変わらぬ不当で高圧的な扱いを繰り返していたのです。
そこで遺族がその企業を訴え、労災と認められ賠償金は支払われた様ですが、最後まで行った悪事に対しての責任の所在が明らかにされず、亡くなった社員の上司等にも処罰が下る事はありませんでした。
様々な関係各署との汚れた関係がある可能性の有る大企業ならではの、逃げの手口でお金だけで済ませ、肝心なところをうやむやにして闇に放りさったのです。
亡くなった方の無念も晴らせぬまま…
実際にあった出来事として上記のような例をあげましたが、本当にブラック企業って怖い物なんですよ、この例からもお分かりいただけると思います。
こんなことにならぬ様、皆さんに注意して欲しいです。
ブラック企業とはどんな会社で、具体的にどういう事をして従業員を苦しめるのか
では、具体的にどういう会社がブラック企業なのかというと、以下の様な悪質で身勝手な会社です。
①同族企業・・・会社上層部が親族だけで固められており、会社の利益も親族の取り分が多く、親族以外の他人がいくら業績を向上させても、報酬(賃金・賞与)は上がらず、頑張った成果も全く反映されずいつまでも低賃金のまま理不尽な扱いで酷い業務ばかり押し付けられる。
②企業として従業員に対して法的に正当な待遇が無い。
福利厚生(社保や厚生年金・労災ほけん・有給休暇等)通常の会社にある福利厚生が無い、
③企業情報に不備や虚偽がある・・・資本金や売上等の金額に虚偽がある 資本金や売上金額、従業員数の水増し提示 法的申請内容の虚偽申請や報告義務のある書類への数値の改ざん等の虚偽報告をしている 事故や不祥事の隠蔽等。
④過去に何度も事故がある・・・業務上のミスや人的ミス(怠慢作業)から度重なる労災事故や死亡事故を起こし、その後において改善に努めていない。
⑤劣悪な労働環境・・・従業員に対して法的に定められたな休憩(昼休みや小休憩)を与えない 不衛生かつ劣悪な環境(汚れていたり寒さや暑さ内での作業を強要、汚い休憩室やロッカー等、従業員に不快感を与える環境であり、改善する意思も見られない。
⑥反社会的勢力との繋がりまたは反射的組織が運営している会社・・・詐欺まがいの営業や恫喝や脅迫じみた営業活動を行っている。オレオレ詐欺など
等々、もはや会社自体が真っ黒で、真っ当な企業と呼べるものではありません。
会社の一部の上層部(親族や役職がついた者)のみの私腹を肥やす為だけを重視し、従業員の福利厚生や昇給やボーナスなどは真剣に考えずに自分らの保身と利益だけを追求している会社です。
なので、就活の際にはハローワークで相談員に聞いたり、ネットの口コミ等を活用したりして、より多くの正確と思われる情報を集めてから、見極めて悪質な会社だと少しでも思われる会社には応募しないことが重要です。
まずは、ブラック企業らしき会社には、初めから応募しないという事が被害を受けない為に最初に出来る事ですから。
しかし、うるさい世の中ですから、巧妙に外から見えない様に運営を行っているブラック企業も多々ありますし、会社の歴史もあり表面上これまでの実績があって一部上場しているにも関わらず、内容がブラックというところもあるので、出来る限りしっかりした情報を集める努力をしましょう。
それでもわからず万が一ブラック企業に入社してしまうこともあります。
そんな場合には…どうすれば〜
実際働いてみてブラック企業は我々従業員に対してどの様な事を仕掛けてくるのでしょうか?
以下、具体的な内容を挙げていきます。この様な事をしてくる会社は間違いなくブラック企業でしょう。
①過重労働・・・従業員に対して極端な長時間労働やノルマを課す
例えば、毎日退社時刻が18時定時なのに21時とか23時まで働かされる。
はたまた日付けを超える時間帯まで長時間労働を強要する。
一人の人間がこなしきれない程の仕事量や、出来る可能性が薄い営業成績をノルマとして課せられる。
②コンプライアンス意識の欠如・・・不当な賃金、残業代の不払い、経費精算をしない、パワハラモラハラ等ハラス メントの横行。
難易度の高い業務を課せられ、それに見合う賃金が支給されない。
残業手当や他正当に支払われるべき手当が支払われない。
交通費や業務上購入した経費の精算を行わない(立替経費等)
上司からの理不尽かつ高圧的な言動や暴力やいじめ(パワハラモラハラ等)
③不当理不尽な人事・・・上記の様な過酷な職場の中、過度な選別を行う
パワハラ上司に逆らう者に対して正当な人事考課や評価をせず、昇進等の人事も曖昧かつ理不尽な処遇を受ける。
上司が気に入った部下にだけ待遇が良く高い役職を与え、気に入らない部下に対しては、理不尽な扱い(罵声を浴びせる等)をし、業務上成果を上げても正当な評価をせず、好き嫌いで昇進や降格や解雇を行う。
以上の様な事を日頃から平然と行っているのがブラック企業です。
私の経験から言って、こんな事を通常として行っている会社なんて早くに逃げるのが一番です。
だって、まずこんな会社が自ら反省して襟を正して真っ当な会社になっていくってことはまず無いことの方が多いからです。
ブラック企業とは、どんな会社でこんなにも不当で理不尽極まりないということをよくお分かりいただけたかと思います。
ここで言いたいのですが、ここまでの内容を見て
「こんなことはうちの会社でもしているし、会社は綺麗事だけじゃまわらない〜」
とか、もし言っている人がいるとしたら
ここに上げたことは、多少はどこの会社にもあり得る事だということは認めますが、そこを肯定してしまう傾向が見られたら、言っているあなたも立派なブラック企業の中のブラックな人間です。
普段からパワハラやモラハラも平然とやっているのでしょうね。
もう一度客観的に自らを見て、悪いところに気づき直ちに修正して下さい。
偉そうな言い方をして申し訳ありませんが、これまでブラック企業で辛い思いをした経験上、そんな考えは簡単には容認出来ません。
私が経験した辛さを他の誰かが受ける思うだけで、嫌な気持ちになりますから。
ブラック企業からは、早めに逃げるが勝ち
不幸にもブラック企業に就職して、理不尽扱いをされて辛い思いをしているなら、タイトルの画像に書かれているみたいに
”逃げるは恥だが役に立つ”<実際にその様に行動するのが良い…ですね>
の精神を心の中に持っておいて下さい。
何らかの事情がありすぐには退職出来ない、もう少し我慢しなければ…という状況の方もこの気持ちがあれば、心の中に多少の余裕というか逃げ場を持っていられます。
気持ちも八方塞がりにしてしまっては危険だからです。
心と体を自ら守る為のお守りみたいなものです。
逃げる(退職)という切り札を常に懐に持っていれば、気持ち的に違いますから。
それとブラック企業なんて、辞めても全然大丈夫ですから、退職することに対して余計な心配は入りません。
そのまま無理してまで居続ける事の方が、安全とは言えないからです。
生活もありますので、次の収入源を確保する準備をして退職できればベストですが、なかなか過酷な状況の中では難しい場合もあります。
が、最悪失業保険をなどもありますし、ブラック企業に対しての相談窓口や、どうしようもない状況下で退職した方の相談窓口だってありますし。
様々な機関を利用することをお勧めします。
実際、私もブラック企業からクビになり(笑)何とかなっていますし😃
自分を責めたりネガティブに考えたりだけはしないで下さい。
いや、早めに辞めた方が良い、もっと言えばいつまでもいるべきじゃ無いのです。