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ぬいぐるみにはフリースですね! で、縫い方は?

1歳児が発した謎の言葉『あぱとぅん』からデザインしたキャラクターをぬいぐるみにするチャレンジ中。

前回までに型紙がほぼ出来上がったので、今回からはこれを元に取扱説明書を作るためにA3サイズの出力から裁断して、縫い上げて行きますよ。

ところで、前回までに型紙データは何度もチェックしていたんだけど今回裁断している間に数カ所訂正が必要なところが見つかった。 そうなんだよなぁ、改善点とか間違いって割と見えなくなるものなんですよ。 だから少し間を置いてみることって大事。

さて、今回はほぼ完成した型紙から縫い上げの手順を案内するための制作。 型紙には縫い代なし、有り(A3向け、A4向け)と、3通りの選択肢を設けてあります。 これは、この型紙が製品になったときに使う人が様々な素材で作れるようにするため。

ぬいぐるみに最も向いている素材って何でしょう? 最近はキャラクターのぬいぐるみ( “ぬい” と称されることも多い)では専用の起毛素材が選ばれることが多いようですが、僕が想定しているのは幼児向けなのでやはりフリースが入手し易いし、衣類からのリメイク素材としてもいい感じだろうと思うのでフリースを主素材として考えることにします。

先に書いたようにこの型紙には縫い代有り無しの三種の選択肢が用意されています。 出力サイズA3,A4での違いは縫い代の幅。

型紙と縫い代

黒い線が断ち切り、少し薄いグレーが縫い代2種です。 内側がA3,外側がA4用の縫い代ですね。 印付きの数字は合印で縫い順も兼ねています。

素材は決まりました。 今回縫い方はどうしようかと考えます。 まぁ、考えるよりやってみたほうが早いよねってことで、用意したフリースの端を少し切り落として縫い方のテスト。

左が縫い代有り、右は断ち落とし

縫い代有りと断ち切りではシーム(縫い線)はどんな仕上がりになるかテストしてみました。

縫い代がある場合は裁断した布地を中表(重なりの内側が仕上がりの表になる)に重ねて縫っていき、割りアイロン(縫い代を割り開くようにアイロン掛けをして仕上げる)という一般的な形。

断ち切りではパーツの端同士を突き合わせて掬い縫い(というか縦まつりに近いかもしれない)、仕上げはアイロンで押さえる形になりますね。

フリース生地は縦方向にはあまり伸びず、横方向には割とよく伸びるので、突き合わせで縫う場合は縫ったあと裏側にハーフバイアスの伸び止めテープをアイロン接着しておくと型崩れしにくくなりそう。

さて、今回は取扱説明書のために縫っていくんだけど、個人的にあぱとぅんのパペットも欲しいので何体か並行して縫い上げていく予定。

次回からは縫うのが難しいところやコツが必要な部分を取り上げていこうかなと思っています。 それではまた次回!

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ヒデリーノ
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