2023年1月の記事一覧
『アナと世界の終わり』の感想。ゾンビ×青春×ミュージカル!
普段ゾンビものはあまり見ないけど、「ゾンビ×青春×ミュージカル」という響きが魅力的すぎて見た。めっちゃ面白かった。
「ゾンビミュージカル」とは、要はこういうことだ。主人公が変わり果てた街の様子に全く気付かないというアイデアは『ショーン・オブ・ザ・デッド』から来たものだろうけど、それをミュージカル仕立てにすることでシーンが強調されている。
ゾンビと青春ゾンビと青春は相性が良い。
「抑圧された日常
『不倫したい女』の感想。チェーホフさん、異議ありです。
Amazon primeにあった不倫映画。極極々稀に不倫映画を見たくなる。
以下、雑なあらすじ。
チェーホフの『犬を連れた奥さん』作中にも重要なモチーフとして出てくるけど、チェーホフの短編小説『犬を連れた奥さん』を読んでることが前提みたいな話。(#1)
個人的には『犬を連れた奥さん』への批判として受け取った。
本作で面白いのは、教授とメルセデスの2人ともあの短編小説を読んでいて、更に相手もそれ
『ザ・メニュー』の感想。千鳥に食レポしてほしい料理映画。
尖りすぎておかしくなった芸人の単独ライブみたいな映画。
「衝撃のフルコース?はいはい、どうせ食人でしょ?」って若干舐めながら見た結果、死ぬほど面白かった。去年見ていれば、間違いなく映画アワード2022のTop5には入っていたと思う。
とにかく笑いっぱなしの106分だった。
冴え渡るセンス1品目:岩
2品目:パン(パン抜き)
のっけからエグいセンスを見せてきて一気に心を掴まれた。千鳥に食レポして
映画アワード2022番外編(旧作映画)
やっぱり旧作も表彰したいので、簡単にまとめておきます。
1位 ミッドナイト・ラン
2位 グッバイ、レーニン!
3位 ライフ・アクアティック
4位 26世紀青年
5位 あの夏のルカ
6位 劇場版 少女⭐︎歌劇 レヴュースタァライト
7位 君の名前で僕を呼んで
8位 はじまりのうた
9位 ブロークバック・マウンテン
10位 ノンストップ・バディ 俺たちには今日もない
どれも本当に面白かったんだけど
映画アワード2022!
その年みた映画を勝手に表彰していくというのを毎年やっています。
かな~り機を逸してしまった感があるけど、去年に引き続き今年もここで発表します。
いつもはその年に見た映画ならなんでもOKという無差別級方式でやっているんですが、ここでは今年公開された新作映画に絞らせてもらいました。
それでは早速表彰していきましょう。
まずランキングを発表してから、続いて部門賞を発表していきます。
2022映画ベスト
「ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界」の感想。冒険が失われた世界での冒険。
どこを見ても「ポリコレに配慮しすぎ!😡」みたいな批判ばっかりでワロタ。確かに叩きどころの分かりやすい映画ではある。しかしそこじゃねえだろうと。
◇
全体的にめっちゃ面白かった。終盤に若干思うところはあるけど、だからといってこの映画を嫌いだとかしょうもないだとかは言いたくない。
今回はストレンジ・ワールドの感想と、本作から見えてきた今のディズニーの方向性、SDGs的な価値観が映画にもたらす影響