2022年7月の記事一覧
愛と永久のかみあわなさ「ソー:ラブ&サンダー」の感想
「失って最低の気分になる方がずっといい」みたいなセリフ、マジ至言。
タイトルが公開された時からずっと楽しみにしていたラブ&サンダー。
予告を見ても、静かに瞑想する、らしくないソーの様子と、ゼウスを演じるムチムチなラッセル・クロウと、ダッサいタイトルロゴが最高だったのでウキウキで観に行った。
さてどうだったのかというと、うーん。傑作になりそうだったのに、いくつか微妙な点と、あと明らかなライン越え
「ジェミニマン」の感想
ウィルスミスvsウィルスミスvsダークライ
なによりまずバイク格闘技がカッコよかった。バイクビンタにバイク回し蹴り、バイク飛ばし等。
結論から言ってしまえばこの映画は微妙だったんだけど、こんなアクションは他では見たことがなく、それだけでも見る価値はあった。そのシーンのクリップを貼っておく。(20秒〜)
見た?最後の自走式バイク砲めちゃめちゃカッコいいよね。
しかし、この映画を見る価値がこのシ
「プーと大人になった僕」の感想。100エーカーの森のエイリアン。
「用心しろ、この森には『奴ら』が居る」
こんな感じの話だった。
プーさんの持つ2つのファジーさ感想の前に、少し前提を語ろう。そもそもプーさん達はぬいぐるみである。これまでにも、何かの拍子にプーさんのお腹の縫い目が破れて綿が飛び出てしまうなんて描写があったりした。
それでも僕たち観客は、視聴中にプーさんがぬいぐるみであることをことさらに意識したりはしない。
基本的に僕たちはプーさんのことを「黄色
「コッホ先生と僕らの革命」の感想
タイトルを「ゴッホ先生と僕らの革命」と見間違えて、フィンセントヴァンゴッホに率いられた芸術家の卵達が武装蜂起するのか?どんな映画だ?とワクワクして見てみたら、そういう映画じゃなかった。コッホ先生だった。
あらすじをまとめるとこんな感じ。
コンラート・コッホという教師は実在していて、ドイツサッカーの父と呼ばれているらしい。
サッカーというミームサッカーにはあんまり興味ないけどミーム論的に面白かっ
バディーズシリーズの感想
は?バディーズシリーズって何?って人はまずここにやって来ないと思うけれど、そんな奇特な人の為に軽〜〜く説明すると。
バディーズシリーズは、ゴールデンレトリバーの子犬達の冒険を描いた、ディズニーの実写映画だ。全7作ある内、日本では1作目と7作目を除いた5作をディズニープラスで見ることができる。
この謎のシリーズを5作ぶっ通しで見たので、その感想を語っていく。
先に言っておくと、意外と面白かった。