ヨーヨーの世界チャンピオンになるためにやったこと:世界大会に向けての練習編-Road to World yo-yo 5A Champion
今回は世界大会という人生で最も大きな舞台の上で限りなくミスを出さないために行った練習方法と
練習量を可能にした『練習効率爆上げプロジェクト』
練習をすることで演技自体のミス減少はもちろん、僕がここで得たかったのは練習量による絶対的な安心と自信です。
練習量から生まれるの自信の効果は絶大で、メンタル面にも影響します。
ヨーヨーはクローズドスキル寄りのスポーツであり、その要素が連続して行われる非常に希なスポーツです。
わかりやすく言うならば
針の穴に糸を通すことを大勢の観客の前でやり続ける
のが一番近いと思っています。
そんなスポーツであるヨーヨーはメンタル面を強くすることは必要不可欠です。
ちなみに、クローズドスキル、オープンスキルについてなのですが、
超ざっくり個人的解釈で説明すると
クローズドスキルのスポーツとは精神を落ち着かせ安定させることが有利な競技、アーチェリーやカーリングなどが該当します。
オープンスキルは精神を高ぶらせたほうが有利になる競技、サッカーやラグビーなどが該当します。
ほとんどのスポーツの要素は場面場面で変化しますがこの二つに別れます。
ヨーヨーは高度なトリックを行うのは大前提として、ミスが少ないほど、安定した演技ができるほど有利な競技なのでクローズドスキル寄りのスポーツである認識です。
○練習効率爆上げプロジェクトの目的
まず、練習の目的として「自信をつける」ことを最終的な目標として設定しました。
この目標はミスをしないで安定した演技が何回も出ることで自信に繋がっていく、という考えと単純にめちゃくちゃ練習したから本番でミスるわけがない、という自信、二つの考えからきています。
後者の「めちゃくちゃ練習したから本番でミスるわけがない」という精神状態に持ってくるために、どのくらい練習すれば良いか考えていくと、
普通に練習していては一位になることはできないというのは長年競技者として戦ってきた感覚で痛いほど感じていました。
というわけで、
「世界一になるためには世界一練習する必要がある」
と結論が僕の中で出ました。
これを実現していくのが練習効率爆上げプロジェクトです。
○実際にやった練習量
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