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イメージの本/ジャン=リュック・ゴダール監督

ジャン=リュック・ゴダール監督の『イメージの本』を見ました。やっと...。
http://jlg.jp/?fbclid=IwAR0nEB1uxyhoihk7kWb8IVAciKckFdrOSJG8qAz4OKYaqoEOD7mOwVRVGqU

前作『さらば、愛の言葉よ』(2014年)で3Dを、しかもそんな使い方あるのか!?という(例えばヴィム・ヴェンダースとかは「真面目に」使っていた)、映画の常識を反転させるゴダールですが、今回はややおとなし目...ではやはりなかったわけです。

ゴダール的にいえば、「映画」は<絵画><映画><文章><音楽>から成り立っていて、それは「コラージュ」というような言い方がよくされるのですが、要するに映画というのはカットとカットの「つなぎ」でできているわけです。

それはストローブ=ユイレがその「つなぎ」を変えた映画を2度続けて上映したりすることからもわかるように、つまり、多くの人は、映画に於いてその「カット」から意味を取ろうとするわけですが、つまり<絵画><映画><文章><音楽>という異素材が、どのようにつなぎ合わされているのか、その「つなぎ」をみることが映画の醍醐味であると自分などは思ったりします。

監督:ジャン=リュック・ゴダール
2019年6月24日鑑賞

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