地域で生き残るためには?
おはようございます。息子が寝返りの練習を始めたと知り、その成長速度に脅威を覚えています。自分は、この1年何をしてるんだろう?
そんなわけで、撮影イベントと動画制作、作品作りを始めようと改めて決心したカメラマン久保です。
今日は、6/27に行う撮影イベントについて、「知らんがな!」と言われそうな主催者側の胸中を全て曝け出してみようと思います。あらかじめ言いますが、考えてる途中なので、結論もないです。むしろ一緒に考えてください!
イベント内容
日時: 6月27日(日) 10時スタート
場所: 芦屋colle(JR芦屋駅の北側徒歩3分)
料金: ¥7700(1−3ポーズ撮影料・1データ&2Lサイズ和紙プリント)
内容: 家族や友達、ペットと一緒に撮影、プロフィール用でも、遺影でも!
考えてること
というわけで、ここからが本題です。
まず何のためにやるか?
こちら側の狙いとしては、「知ってもらう」という部分が大きいんですね。知ってもらって、ファンになってもらって、そういう繋がりができれば利益は後からついてくると思っています。正直今回のイベントでも場所のレンタル代やら細々した準備に割く時間などを考えると利益なんて微々たるものです。それなりに経験積んだカメラマン2人が動くので。
街には写真館もカメラマンも実はたくさんいます。それでもやっぱりそのほとんどが知られていないんです。僕らみたいな小さな会社は、地元にしっかりと密着してお客様に撮影依頼をいただければ十分に成り立ちます。それこそ高級外車の乗れるくらいの利益を出すことも、そんなに難しくないはず。それができていないのは、実力不足というよりは、多くのお客様を取りこぼしている、ということが問題だと思います。じゃあなぜ取りこぼしてるんでしょう?
お客様は何を目的に来るのか?
普通に「撮影イベントですよ」と宣伝すると、おそらく何かの記念日とかが近い人じゃないと来ないですよね。プロに写真を撮ってもらうってそういう機会です。お金もかかるし。
無名のカメラマンが撮影会します。って言ってちょうどあと10日後に記念日だから「行こう!」っていう人どれくらいいると思います?ほとんどいないでしょう!記念日の人は誰だか知らないおじさんに撮ってもらうよりも、何だか楽しそうなスタジオマリオさんとかに行きますよね。でもそれだとこちら側の「知ってもらう」という狙いは叶えられない。ここで取りこぼすわけです。大手の方が安心感がある。自分でもそうします。
狙うべき(行うべき)方法
話は少しそれますが、コンビニの100円コーヒーと昔から街にあって潰れない喫茶店のコーヒー(300ー500円)の違いって何でしょう? 確かに喫茶店のコーヒーは美味しいけど、3倍の値段を支払うほど味の差ってありますか?ないと思います。じゃあその差は?
まず場所が提供されるっていうのは大きくありますよね。でも最近のコンビニは充電できて遅いけどWifiあって。(コロナで使えませんが)マクドなら同じくコーヒー100円で美味しいだけじゃなく、レインフォレストアライアンスの認証取ってるコーヒーを使用してるっていうSDGsを意識したコーヒー飲める。#プラの蓋はどうかと思いますが・・・
今のところ考えうる結論
結局、コーヒーの質でも提供されるサービスでも差はそんなに無いんです。場所の雰囲気とマスターの人柄とか、数字では測れないものが人を引き寄せるんです。選ぶ基準は人それぞれ、TPOで使い分けるって人もいるでしょう。
でも、自分たちが狙うべきは、「知ってもらって、好きになってもらう」ってことが一番重要で、それには「好きになってもらう理由」を提供してあげないといけないんだと思います。
初めてのサポート頂いたら、それが¥10でもめちゃくちゃ嬉しいだろうな。初めて自分の写真が雑誌に載ったときのように! 今はそこがモチベーションです。