
麻雀AIの効用 #244
みなさん、こんにちは。皐月秀起です。
今シーズン一番の寒さとなりました。宝塚の今日の最高気温は4℃。朝は久しぶりに氷もはっていました。
先日ユニクロで買った、暖パンもタイツもフル稼働しています(笑)
それほど意識しているわけではないですが、必然的に家にいる時間が長くなっている気がします。
昨年の6月末からオンライン対戦麻雀ゲームの「雀魂(じゃんたま)」にハマっています。
順調に段位昇格し、10/5に「雀豪」に上がりましたが、成績が振るわず、12/17に一つ下の「雀傑」に逆戻り。そして1か月後の1/22に再昇格しましたが、先日1/31に2度目の降段となりました。
勘のいい人はお分かりのように、雀豪の壁が分厚いことは分かるものの、1回目は2か月半近く雀豪で戦っていましたが、2回目はわずか9日で降段。これはちょっとショックでした。
やってもやっても3着と4着ばかりで、2着がたまに。1着だった局はついぞありませんでした。ポイントを失う様は、我ながら見るも無残でした。
せっかくやるなら負けたくはなく、強くなりたいので、麻雀の本を読んだり、YouTube動画を見たりはしていたんですが、結果は「1着なしの9日降段」。
強くなるために、何かやれることはないかなと探した結果、見つけたのが「麻雀AI」でした。
テストでも何でもそうですが、何かを解いた後、答え合わせをし、どこを間違えたか、どう答えるべきだったのか、おさらい・復習をすると思います。
麻雀のそれにあたるのが「牌譜検討」です。
局(試合)が終わった後に、雀魂などのオンラインゲームはすぐに「牌譜」を見ることができ、復習ができます。
プロ雀士などは対局ごとにそれを繰り返していますが、我々アマチュアももちろん勉強にはなります。
ただ、そもそも私くらいの雀力があまり高くないので、牌譜を見ただけではよく分かりません。せいぜい、「あの牌を切って、放銃(失点)したのが痛かったなあ」と思うくらいです。
そこで出てくるのが「麻雀AI」です。
自分が打った麻雀の「どこが間違っているのか」を客観的に、一手一手診断してくれるんです。
麻雀AIは「NAGA(ナーガ)」が有名で、プロも使っているAIですが、有料なので、私は無料の「Mortal(モータル)」を使い始めました。
こんな風に

東2局0本場の5巡目に、私は「三萬」を切ったのですが、Mortalは「7ソー」を切るべきだったと言っています。
数値が99.96621なので、「それ以外はありえない」という診断です(笑)
「なぜ7ソーなのか?」という理由は教えてくれません。それは自分で考えなさいということです。
たまに、なんでだろう…と思うこともありますが、後で考えれば理由は大体わかります。この7ソーなのかもわかります。
じゃあ、今わかるなら、なぜ対戦中に分からないのか?と思う方もいると思いますが、対局中は時間制限があるので、ゆっくり考えている時間がないのです。
Mortalを使い始めて、今日で5日目ですが、使い方にも慣れてきました。
使ってみて、自分がいかにトンチンカンな打ち方をしていたかがよく分かります。もうでたらめだらけでした(笑)
相手のあることですから、連戦連勝ですぐ成績に上がるわけではありませんが、確実に自分の打ち方がこなれてきた感はあります。無駄が減ってきたように思います。
AIも万能ないといいますが、今の自分の雀力を中級者程度に持っていくには十分なツールです。雀傑でセオリーをしっかり身につけて、雀豪に復帰した時にどうなるか。また9日間程度で陥落するか、意外に粘れるのか、今から楽しみにしています。
さらに、麻雀AIの思わぬ効用もありました。
それは「精神の安定につながる」ということです。
ちょっと大げさですが(笑)、オンラインゲームとはいえ、画面の向こうにいる3人と勝負をして、勝ったら嬉しいですが、負けるととても悔しいです。
特に4着になると、ポイントを大きく失い、降段が見えてくると、どんどん焦ってきます。
4着になると、「負けを今日取り返す!もういっちょ!」と続けてやり、連続で4着になり、打ちひしがれる…ということを何回やったかしれません(苦笑)。
それが、4着になっても、Mortalで牌譜検討をやると、気持ちが落ち着くんです。
「あそこが明確に失敗だった、次はやらんとこう」と、負けの原因がはっきりわかるだけでなく、逆に「あそこの失点は痛かったけど、Mortalの選択と自分のが同じだった」ということもあります。これはしゃあないと割り切れます。
これが人に指摘されるのではなく、感情のないAIに指摘されるのが、またいいのかもしれません。
「雀力の向上」だけでなく「メンタル維持」にも効用があるとは、うれしい誤算でした。
世の中にも、人がやるより、AIとかが応対した方がうまくいくことが、もっともっとあるような気がしています。
今日の一言
日米首脳会談で、石破カラーを出してほしい
「若い頃の発言と、組織の幹部になった後の行動が食い違う人は多い」とコラムは始まります。
確かにそう。平社員の時は、結構威勢のいい言動が多かったのに、役職に就くと急におとなしくなる人が、みなさんの周りにもいると思います。
政治の世界でも、妥協の技は敵を減らして、出世する近道になる。しかし、どの世界にも変わり種はいて、まずは小泉純一郎元首相が取り上げられています。
郵政民営化を実現するため衆院解散を覚悟した当時の小泉首相と、それを何とか止めようとした森喜朗前首相の激しいやりとりは有名です。首相公邸で会談後、「干からびたチーズと缶ビールしか出なかった」という森さんのコメントは、小泉さんを表すエピソードとしては秀逸です(笑)
今も「野党転落のA級戦犯だ」と陰口を言われる野田元首相も、国会議員の「希少種」に入るとあります。税と社会保障の一体改革を実現するために、当時は野党だった自民党の谷垣総裁に協力を打診。2段階の消費増税を含む、自公民の3党合意にこぎつけました。しかし合意実行と引き換えの衆院解散で民主党は野党に転落。今も陰口を叩かれているにしては、野党第一党の立憲民主党の代表ですから、「よくやった」という人も同じくらいいるんでしょう。
そして、石破首相です。
野田氏は衆院代表質問で「トランプ米大統領は選挙中に言ったことをどんどん実施しようとしている。首相もたまには総裁選で言ったことの実現に一歩踏み出してはどうか」と挑発気味にエールを送りました。
せっかく5度目の挑戦で首相になったんですから、やりたいようにやってほしいと思っている国民は私も含めて多いと思います。いくら直接選挙で選んだわけではないといっても、日本国のトップです。
「楽しい日本」もいいですが、もっと石破カラーを出してやってほしい。そのきっかけが、今度のトランプ大統領との日米首脳会談になったらいいなと思います。
空室状況(申し込みベース)
アザレア43:11室/46室
シティマンション赤池:満室/16室
パオ35:満室/35室
ソラーレ逆瀬川:満室/5室
マナツー:満室/8室
11室/110室(空室率10%)
2月に入りました。大学の一般入試が始まり、ここから1か月半がアザレア43の勝負の時です。
13室の退去は確定ですから、今日クリーニングの手配は済ませました。
「掃除はしたが入居者なし」の部屋がありませんように…。
NGKに行ってきました

1月終わりに、なんばグランド花月に漫才と吉本新喜劇を鑑賞してきました。
漫才は、ラフ次元、くまだまさし、桂小枝、タカアンドトシ、海原やすよ ともこ、中川家、オール阪神巨人。
新喜劇は、酒井藍、辻本茂雄らのグループでした。
やっぱり何でも「ライブ」はいいですね!YouTubeやサブスクなどで、映像はいくらでもみれますが、ライブは感じ方が全然違う。もはや「別物」といっても言い過ぎじゃないと思います。
本屋大賞2025ノミネート10作発表

2/3に今年の本屋大賞ノミネート10作が発表されました。
このイベントを毎年楽しみにしていて、さあ今年も10冊買って全部読んで、ランキング動画をアップしようと思って、10冊を見たら、見覚えのあるカバーが…。
私が昨年2024年のおすすめ本対象に選んだ、
阿部暁子さんの「カフネ」があるじゃないですか!
去年2回も読んだので、もう読みません。12月に読んだので、内容はほぼ頭に入っています。
動画を見てくださった方はお分かりかと思いますが、私が昨年読んだ103冊から選んだ1位を「カフネ」にしました。
私の選ぶ本屋大賞ランキングは、必然的に「カフネに他の9冊が挑む」構図になります(笑)
カフネより面白い本があれば、それはそれですごいです。
本屋大賞のグランプリ発表は4/9とのことです。
グランプリはどの1冊になるのか、私のランキングはカフネが悠々と逃げ切るのか、楽しみになさってください!
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
次回のニュースレターの配信は2/20頃になります
感想・コメントなどもお待ちしています