いつもの一杯と梅天うどん
2022年 7月 5日
オーバーナイトで透析をする前に必ずいつものうどん屋さんにより、自称透析前宴会としてお酒とうどんを頂きます。
冷奴と日本酒は定番ですが、お店の気遣いか冷奴はお店の単品から半分の大きさのものを出して下さいます。これがまた、ちょうど良い大きさで、お酒一合の半分くらいでなくなる大きさなんです。
何故、一合の半分かというと、残りの半分はうどんを楽しむために飲むからです。出汁とお酒、うどんの麺とお酒の組み合わせは、一人でゆっくりと楽しむには最高の時間となります。
以前も紹介したのですが、このお店でうどんを食べ始めて出会ったのが、この梅天うどんでした。出汁に対して梅が出しゃばらず、梅自身も天ぷらにすることで円やかな味となり、うどんを楽しむのには欠かせない一品となりました。
以前他のお店で冗談で梅天の話をした時に、わざわざ梅天を作って出して下さり、大変嬉しい思いをしたことがありました。
その時の梅天は薄っすらと衣をつけた状態で、味もまだまだ梅の酸味が表に出ていました。
この店の梅天は衣がガッツリとついていて、どうもその衣の暑さ自体が梅の味を円やかにしているようです。プロのテクニックなんですかね。