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100万本のコスモスが彩る生駒高原

10月は、宮崎県内で最大の花の名所である生駒高原が100万本のコスモスで敷き詰められます。宮崎県の自然公園の写真や動画を紹介する仕事をしている関係で、この生駒高原の様子を撮影してきました。

使わなかった映像も含めてVisual Archive(映像の記録保管用)としてまとめていますので、よろしければご覧ください。

撮影は日の出から開園時間まで

今回はドローンによる空撮をしたかったので、事前に管理者に連絡して、撮影方法等について指示を受けました。通常のカメラによる撮影はいつでも可能ですが、空撮の場合は開園時間前、もしくは閉園後の人がいない時間帯に行う必要があります。

閉園は17時であり、日の入りが17時40分くらいなので、あまり撮影時間がなく、太陽も夕陽に近くなってしまいます。従って、必然的に開園前に撮るしかないので、日の出の時間に間に合うように朝の5時に自宅を出ました。

途中の山道は濃霧で視界が悪く、撮影できるのか心配になりましたが、一時間かけて生駒高原に到着すると、空は綺麗に晴れてくれました。

100万本のコスモスが彩る生駒高原
100万本のコスモスが彩る生駒高原

平日の早朝なので、誰もいないだろうと思っていましたが、大きなカメラを持った年配の方々のグループがいたり、一人でゆっくり散歩している方もいました。その方々にお声かけして、ドローンを飛行させました。

100万本のコスモスが彩る生駒高原
100万本のコスモスが彩る生駒高原
100万本のコスモスが彩る生駒高原
100万本のコスモスが彩る生駒高原(空撮)
100万本のコスモスが彩る生駒高原(空撮)

生駒高原の定番構図

生駒富士とも呼ばれる夷守岳を借景にして、一面にコスモスがびっしり咲いている、このアングルが生駒高原を紹介する時のお決まりの構図です。

100万本のコスモスが彩る生駒高原と夷守岳

面白い形のコキアも植えられています。
紅葉が過ぎて、枯れる手前でしょうか。

生駒高原のコキアと夷守岳

ドローンで上空に少しだけ上がると、夷守岳の右横には霧島連山が見えてきます。左側が霧島連山の最高峰である韓国岳、その右側がプリンのような形をした甑岳です。

100万本のコスモスが彩る生駒高原と霧島連山(韓国岳・甑岳)
100万本のコスモスが彩る生駒高原
100万本のコスモスが彩る生駒高原と小林市街地

メタセコイア並木も美しい

個人的には、メタセコイアの奥に街並みが見えるこのアングルも、生駒高原の魅力をよく表しているんじゃないかと思います。

100万本のコスモスが彩る生駒高原
100万本のコスモスが彩る生駒高原
100万本のコスモスが彩る生駒高原と小林市街地

というわけで、無事に開園前に撮影を終えました。駐車場に戻り、車内で缶コーヒーを飲みながら休憩していると、続々と車が入ってきます。開園時間の9時には、平日にもかかわらず多くの人で賑わっていました。

花の美しさに心を癒されようと思う人、写真や動画に撮って楽しみたいと思う人、大切な人と美しい景色を見たいと思う人、そんな人達が笑顔で集まっているこの場所は、とても素敵だなと思いました。

そんな様子を見ながら、私は山奥へと足を踏み入れました。その様子は、「秘境の滝 巣之浦川大滝へ」をぜひお読みいただけると幸いです。


生駒高原に関連するリンク

花の駅 生駒高原

花の駅 生駒高原 Instagram

生駒高原 | 宮崎県公式観光サイト「みやざき観光ナビ」


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