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時代の変革期における人の動き方を考える
生成AIの発達は自分たちの想像を超えた世界になってきている。それに伴い仕事の仕方なども変わりつつある。
トランプ政権のスタートも何か政治的にも大きな変化を予想させる動き方が見える。
いずれにしてもこれまでと同じ様に生きていてはものすごく取り残されるのではないかという漠然とした予想と不安が、これまでになく感じられる。
こういった時どうすべきなのだろうか?座して様子を見るべきか?むしろ乱世でチャンスと思って動くべきなのか? しかし、そんなに若くもなく、テクノロジーに詳しいわけでもない。何かを改めて始めるほど、資金力が豊富なわけでもない。
過去の事例を考えてみたらどうだろうか?馬車が汽車に変わった時。馬車の会社を経営していたらどうすべきか今ならわかるが、当時はわかっただろうか? インターネットが出始めた時、なんか動きがありそうだと思った2000年ごろ、それに遅れて入っても何もできなかっただろうし、単なるブームだったのだが、しかし、インターネットは確実に世界を変えていった。石炭から石油にエネルギーが変わるときに、石炭会社に働いていたらどうしただろうか?
時代に最適に適応できれば良いが、変化に合わせていつでも動いていては、自分の軸というものもなくなりそうな気もする。しかし、大きな流れに1人抗ってもそれは意味ないことにも感じる。
こういう時に占い師とかは喜ばれるのだろう。「こうすべきだ!」と言い切ってもらえるとちょっと安心するのかもしれないが、決めることも大事だが、決めるまでの思考のプロセスが大事なのであり、それがしっかりしていれば、多少予測が外れても、修正もきくものだろう。決定だけを急ぐとまたそこからやり直しになる。
50歳も過ぎるとやはり体力も気力も若い頃に比べて落ちてくる。しかし、経験の積み重ねはあるのだから、それを活用していくしかない。そこに新しい知見を追加していかないことには、単に新しいことなら若い人の方が詳しいし、アンテナも高いに決まっている。以前よりはネットなので、年齢問わず情報を得やすくなったとはいえ。
どうやって動くのがより正しいのであろうか?日々試行錯誤である。