Eventory で外部の配信サービスを利用する
皆さんこんにちは Eventory Japan CTO の渡邉です。前回はEventoryに搭載されているライブ配信方法について説明しましたが、今回は外部の配信サービスについてです。様々な配信方法を選択できることがEventoryのメリットの一つでもありますが、時には今利用している配信サービスをそのまま利用したいという場合もあると思います。そうした場合Eventoryはどのように外部の配信サービスと連携するのか説明していきたいと思います。
埋め込み動画プレーヤー
Eventory では前回説明した配信形態の他に「埋め込み動画プレーヤー」という配信形態があります。この形式を選択し動画プレーヤーのURLを入力すると、そのページがイベントの配信ページに埋め込まれます。つまり配信ページの中に別の配信ページを表示する形となります。
そのため、理論上はどのような配信サービスであっても動画プレーヤーのURLを埋め込むことが出来ればEventoryに埋め込むことが可能です。この形態を利用するシナリオとして多いのはVimeoやYoutubeなどにアップロードされた動画を配信するパターンです。あらかじめ撮影した動画ファイルをアップロードしておいて、指定した時間になったらその動画の再生ボタンが押せるようにしたりできます。またもちろんVimeoやYoutubeにもライブ配信機能がありますので、ライブ配信として流すことも可能です。
その他動画プレーヤーだけでなく任意のWebページを指定することもできるので、その中でWebアプリを開発することも理論上可能です。埋め込みプレーヤーでは様々な可能性が開かれていると思います。
Zoomなどの外部リンクを利用する
その他、埋め込みではない単純な外部URLへのリンクを設定することも可能です。例えばあらかじめZoomやTeamsなどのリンクを発行しておき、そのリンクを設定しておきそこから各オンライン会議に入ってもらう形です。この方法であれば日頃使い慣れているツールをいつも通り利用することが可能です。
ただし、この方法のデメリットとしては参加者側の視聴ログがどうしても制限されてしまうことが挙げられます。リンクをクリックした時点で外部のサービスに遷移してしまうためそちらでログが取れれば別途取得可能かもしれませんが、Eventory内で視聴時間等のログをユーザー毎に一元管理できなくなってしまいます。そのため基本的にはオンライン会議は前回ご紹介しました、Eventory バーチャルルームを利用いただき、この方法については何らかの特殊な事情があるなどの例外的なシナリオに限っておすすめしております。
多様な配信形態に対応
以上2回に渡りEventory の配信方法についてご紹介してきました。Youtubeなどで一般的な、チャットが利用可能な動画ストリーミング形式、また参加者側の音声・ビデオも利用可能なリアルタイム形式、予め撮影した動画のアーカイブ配信等、あらゆるイベントのニーズにお応えできるのがEventoryの強みの一つだと思います。
オンラインを活用したイベントをご検討されている方は是非一度、サービスの詳細について営業窓口までお問合わせいただければ幸いです。ニーズに応じたプランをご提案させていただきます。