フォトグラファーの小道具⑤ストロボ
ストロボは夜や室内の撮影で光をコントロールする場合に使う道具です。
マストではありませんが,あると表現の幅が広がります。
ストロボのメリット
・暗い場所で撮影可能
・手ブレ防止
・写真の色がキレイになる
ストロボには大きく3種類(使い方)あります。
内蔵ストロボ
カメラ本体に内蔵されているストロボです。
カミナリみたいなマークを押すと・・・
カシャっと出てくるストロボのことです。
内蔵なので,荷物になりませんが,光量が多くないので遠くにいる被写体には光が届きません。
天井に向けて光をバウンス(反射)させる「天バン」も内蔵ストロボでは角度が調整できない場合があります。
クリップオンストロボ
カメラ上部のホットシューに取り付けるストロボです。
内蔵よりも広範囲に光が届きます。
購入する場合,首振りが上下左右に動く商品を選ぶと光を調整しやすいです。
YONGNUOのストロボは安価で高評価です。
誰もが安価に使えるものを基本的に紹介していますが,ストロボを高頻度で利用する場合はメーカー純正品がオススメです。
クリップオンストロボは蓄電してから発光しますが,純正品は蓄電時間が社外品よりも短かったり,カメラとの連動機能が優れています。
オフカメラ
カメラとは別の場所にストロボを立てて使います。
ドラマなどで出てくるモデルの撮影シーンに出てくるような光の配置を想像いただければと思います。
オフカメラでのストロボは多種多様ですが,前述のクリップオンストロボをケーブルで伸ばしたり,さらに自由度の高いワイヤレス化することも可能です。
↑の写真ではホットシューに,「オフカメラシュー」を取り付けて,ストロボと通信するためのワイヤレス用スレーブ機器を取り付けています。
オフカメラシュー
・・・私が使っている製品は生産終了になっていました。
YONGNUO製ワイヤレス用スレーブ機器
オフカメラシュー?スレーブ?という方には簡単にワイヤレス化できる製品があります。
LightPix Labs FlashQ Q20II
コンパクトで持ち運びしやすい上に,ボタン一つでワイヤレス化できます。
小さいので光量はそこまでありませんが,手軽にクリップオンとオフカメラを楽しむには十分だと思います。
ついでに自撮り用?のビデオカメラも付いています。
デジカメWatchのレビューも参考になります。
ストロボは光を当てる道具ですが,光を当てる小道具は他にもあります。
ビデオライト
YouTuberやTicTokerが自撮りでよく使っているようですが,小物などの撮影にも向いています。
棒状のビデオライトもあります。
このビデオライトは8色モードがあります。
ライトセーバーみたい。
光の当たり方で写真は大きく変わります。
光を読みながら表現を広げるには,ストロボは必要なアイテムです。