♡恋愛で学ぶ統計学♡(No.20 箱ひげ図: LINEで脈ありか分かる?)
こんにちは!
今回も統計学について
恋愛のシチュエーションをもとに学んでいきましょう!
この記事では
箱ひげ図についてイメージを深めたいという方
人の性格の傾向を分析できるようにしたいという方
におすすめです!
今回、この記事で特に注目する「箱ひげ図」というものを使えば
大量のデータを一目で解釈することができます!
では、たとえ話で、一緒に「箱ひげ図」を学んでいきましょう!
2022年になり、あなたは「パートナーを見つけたい!」と考えました。
あなたは何人かの相手とLineをやり取りしています。
でも、これまで、何度も告白しては失敗してきました、、、
ですので「自分に脈ありな相手」を、ちゃんと客観的に知りたいです。
そこで、データを分析することにしました!
表を作成しました。この表の見かたは、2022年1月1日のAさんとLineは3回行ったということです。
表だけ見ると、、、、やはりわかりにくいですね、、、
ということで、私たちはよく
「代表値」を使って考えます。
代表値でよく用いられるのは
平均値・中央値・最頻値になります。
ですが、「代表値」を見てみると、Aさんは明らかに
平均値が低く、ほかの人よりも、Lineの頻度が少ないと予想できます。
しかしBさんからDさんの3人は「代表値」が同じです。
ですので「代表値」だけで判断することは、できませんね。
ここで、「箱ひげ図」が登場します!
どうでしょうか?
Aさん(青色)とCさん(灰色)は、幅が狭く
Bさん(オレンジ)とDさん(黄色)は、幅が広い
棒ができています。
幅が狭いほど、Lineの頻度に「ばらつき」があまりないということです。
つまり、連絡をとったり、とらなかったりということがあまりないということです。
逆に幅が広いほど、Lineの頻度に「ばらつき」があるということです。
これを見ると
やはりAさんはLineの頻度が少ないですね。
しかし「ばらつき」があまりない方で、まめに連絡をくれる人だということがわかります。
続いて、ほかの3人を見てみましょう。
代表値はすべて同じの3人でしたが、箱ひげ図を見ると
明らかにCさんだけが違いますね!
Cさんは、棒の幅が狭く、Lineの頻度に「ばらつき」があまりない方で
かつAさんよりもたくさん連絡が取れていると言えます。
そして、BさんとDさんは、ほとんど同じ形をしています。
この2人の棒は幅が広いので、多い時には1日に20回以上連絡が取れるのですが、0回のときもあるということです。
そう考えると、たまに連絡をくれる方よりも
毎日、連絡をたくさんくれる方の方が「脈あり」と言えますよね!
そう考えれば「Cさん」が一番「脈あり」と考えられそうです!
このように、代表値だけでは分からなかったことまで
視覚的にデータをみることができる「箱ひげ図」は便利ですね!
では、本気でアプローチするのは「Cさん」にきまり!
とするのは危険です!
もう一度、表を見てみましょう。
Dさんは1月21日から、ものすごいメッセージの量を毎日くれています。
箱ひげ図が同じ形だったBさんとは違いますね。
(Bさんは明らかに、キャバ嬢かホストが連絡してくるような連絡の仕方で脈なしな感じです(笑))
つまり、1か月全体でみると、先ほどのような「箱ひげ図」になってしまい、「Cさん」が一番になりますが
表を注意深くみると、最近は「Dさん」の方が明らかに「脈あり」です!
このように、データを「代表値」や「箱ひげ図」というような
人間が見やすい形に要約することで
データの特徴をとらえやすくはなります。
しかし、今回のように「要約」することで
データの本質の部分が分からなくなってしまうこともあります。
今のご時世、早く理解することを優先するため
「わかりやすく要約されたもの」だけをみる
という傾向があるかと思います。
しかし、要約したものだけでは、わからないこともあります。
なにかを判断するときには、もちろん「要約」されたデータを参考にします。しかし、もし重大な判断をする際には、さらにツッコんで元のデータを調べてみることも大切です!
常にデータを疑うことが、データに騙されなくなるコツかなと思います。「脈あり」かどうかも、常に疑うことが、恋愛で騙されなくなるコツかなと思います。
ですが、ぐちゃぐちゃ考えて分析などせず
相手を疑うことなく、真摯にコミュニケーションをとっていれば
素敵なパートナーと出会えると思います!
箱ひげ図なんて使っている場合ではありませんね(笑)