2021年激動だった後半期 ~2022年上半期編へ続く~
2021年は「私自身の『やりたい/やりたくない』」の声に耳を傾けていこう、自分軸を取り戻そうという目標をもって過ごしていた。
そんな訳でnoteを書き始めたり、走り始めたりしていた。
8月には奈良マラソンに応募し、12月には出場予定。
森のようちえんウィズナチュラさんがやっている0,1,2歳クラスで、赤ちゃん時期からの身体発達の勉強をしたいと思い、見習いとして参加させてもらい始めていたり、9月からはバランスボールを習い始めようと動き出していた矢先。
3人目妊娠発覚からの悪阻。
全ての計画が白紙になった。
体調が悪い中、店のことが気になって店に行くと「そんなに機嫌悪いなら来なくていい」と夫に言われ、(いや、ホンマしんどいですよ…)頼りたい時だけ私にお店のことで頼ってくる夫に激怒。
*あくまで、これは私から観た世界で、彼が悪いやつ!と言いたい訳ではありません。不機嫌な人が店にいたらお店の雰囲気が悪くなるし、そこを守りたかったんだと思います。私が大人の対応すれば良かったんですがね…*
なんで私だけ、やりたいこともできず、しんどい思いして妊娠・出産して、夫のやりたいこと(=パン屋さん)手伝わなあかんね~ん!!!!!!
この6年溜まっていた不満や、自分を押し込めてきた気持ち、自分のやりたことは応援されない悲しさ、利用されているだけという惨めさ、そんな色んな負の感情が爆発。(それもあって、悪阻が悪化したんでしょうね)
頭では理解していて、もちろん自分で選択してきた人生なんだけど、そういう負の自分の感情が気づかないうちに置いてきぼりになって、自分を傷つけてきたんだろうな。
妊娠出産は、最大のデトックスと言われているけれど、
今回の悪阻は、お腹の新しい命から私への「立ち止まれ」というメッセージなんだと受け取り、存分に自分と向き合った。(なので心身共にかなりしんどかった。)そして、怒りや悲しみ、恨み・・・ほんとに負の感情のデトックスしまくった。
悪阻中、身体に「氣」がない状態だと鍼灸師さんから言われ、顔色も悪く、寝て過ごすことが多かった。自分の感覚だと、元気な時の氣(エネルギー)5%あるかどうか。保育園の送迎は気合で行くんだけど、その際も、他の人と目を合わせることがしんどい。目を合わせて、ニコっとする氣(エネルギー)さえも、使ってしまうと1日持たずにしんどくなって、嘔吐するのではないか…という不安。
いつもは体力・気力もあって、お店のこと、家のこと、自分のこと・・・としてきたけれど、体力&気力がほんとになくなった時、「この残り僅かな自分のエネルギーと時間で何をしたいかな?」そう考えたときに、お店のことは消去法により、最初に消去された。(自分でもあっけないくらいに速攻だった。)
パン屋経営に言及しておくと、「パン屋をしたい!」という夫の夢をかなえるべくスタートしたのが起業のきっかけ。「パンを通してHappy&Smileをお届けする」を軸に搾取ではなく、豊かさの循環を目指したパン屋さんをスタートさせた。パン作りが夫の担当で、販売や経営・経理は私が担当していた。私と知り合ってまだ数年という方にとって、パン屋さんである私に違和感はないと思うけれど(適応できるタイプなのでw)、小さい頃からの私を知っている人にとっては、私がパン屋さんをしているのは「意外だね~」という反応だったと思う。(本人も想像すらしてなかった職業についているので当然。w)でも、思い返してみると「お店を経営する;経営者・社長」という部分には昔から興味があった。だから、未知の職種ながら頑張れたんだろうな。
そんなこんなで、手探りで始めたパン屋さん経営。学ぶことも多かったし、色んな方と知り合い、沢山の貴重な経験ができたのは間違いない。夫よりお店のことやお客様のことを考えていた自信もある。
それでもあっけなく(躊躇なく)、このタイミングで「お店のことは、しない」と思えたのは、元々が「夫の夢を応援する」ことから始まっていたから。パン屋経営をしながら綴っていた想いは嘘ではないし、夫の想いも組みながら私の想いもしっかり詰まったお店。
ただ、「ありのまんま」の私でいられるかというと、そうではなかった。
今までが私らしくなかったかというと、そんなことはない。(笑)
結構私の想いも発信していたし、私色もしっかり出ていた。私自身にとっても心地良いお店作りを「なるべく」してきたつもりだった。でも、「第一優先はパンを作る夫」
夫の「ありのまんま」の良さを活かしたお店作り、素材の美味しさ「ありのまんま」を活かしたパン作りには最大限に想いを巡らせてきたつもりだけれど、どこかで私自身の「ありのまんま」が後回しになっていたんだろうな。私が私自身を一番大切にしないで、誰が私を一番大切にしてくれるんだろう。(どこかで、夫に期待していたのかなぁ・・・だとしたら全くの幻想。笑)
元々身体を動かすことや、自分の身体や心を向き合うことが好きな私。お客様とお話することは好きだけれど、パンの説明を販売するではなく、夫のパン作りへの想いを語るではなく、私はもっとお客様と違う分野のお話がしたい。(お店に来て元気になって帰ってもらえたらと思って接客をしていた。) 経理・事務の仕事を担ってはるけれど、どちらかというと嫌い(苦手)な部類の仕事内容。(夫よりはできるから、頑張って根性でやる感じ)。
そんな訳で、有限の自分の時間とエネルギーを使て「たった今やりたいこと」を思い浮かべた時に、最初に「パン屋として働く時間」を手放すことにしたのです。(考えてというより、本能的にです。)
お店への愛は、今でもめちゃめちゃありますが、自分への愛が足りなかったのです。このまま頑張れば続けることもできたし、お店を通じてやりたいこと、表現したいことも、本当はまだまだある。
でも、もともとは夫の夢;お店。私がお店でやりたいことをすると、夫が働きたいようにはお店は経営できない(彼の選択したい生き方ができなくなる)。だとしたら、無理して頑張る必要はなく、私は私として、「やりたいことをする。」これが自然な着地点でした。
もっと「自分を大切にして生きる」
これがお腹の赤ちゃんから受け取ったメッセージ。
知っていましたが、改めて「自分軸」で生きているのかと、問い直され、強制終了ボタンを押された感覚でした。
そこから、お店のことは手放し、信頼できるスタッフやコンサルの方にお任せするスタンスへ移行しました。私が「ありのまんま」で生きることが、回りまわって夫にとっても、お店にとっても、そしてゆくゆくはお客様にとっても良い影響があると信じて。
そして、それは夫へのエールでもあるのです。私が「お店に」居なくても「大丈夫。」ちゃんと今まで通り、見守っている、応援している。
(親が子離れする感じでしょうか。笑)
お互いに自立して、応援し合っていけたらいいな。
そして、現在は、妊娠6か月。悪阻中に再開した「笑けるほど痛い足もみ」を勉強しながら、心とお家の断捨離を継続中です。
子育てやお店を言い訳にせず、自分の「やりたい」を叶えていく。
私は、人が挑戦し、成長していく姿を見るのが好きで、ついつい応援したくなってしまいます。挑戦や成長の土台は、やはり心身の健康。特に、自身の身体をコントロールできるというのは、何事においても成功の鍵になるのではないと考えています。本来もっている自然治癒力、人間としての身体機能、そして魂の求声に耳を澄ませること。その人が本来持っている力を活かすことで、その人がより輝き、生きがいのある人生を送ることができれば、それが最幸!!
足もみやコーチングを通して、そんな応援・サポートができればと私自身も幸せ。
私なんかにそんなことできるのか?!という不安もあるのですが、パン屋を始めた時もそんな不安はありました。「パン買いに来てもらえるかな…」って。「やってみなくちゃ分からない」これは夫が背中で教えてくれたこと。(私が無理矢理崖から突き落としか感もありますが。笑)
だから、「大丈夫。」
私も私らし未知の道を歩いていこうと思います。
そんなところの着地した2021年年末でした。
そして2022年。
出産もありますが、自分軸で、私の「ありのまんま」で選んだ道を進んでいこうと思います。
一緒に進もうという方おられたら、応援します♡
2022年1月11日
追伸
悪阻の対処法、足もみについても記事を書きますね。
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