見出し画像

ChatGPTでガックリしている方へ

期待外れのChatGPT

ChatGPTを使って期待通りの結果が出ない方が多くいらしゃいます。
ChatGPTはあくまでも言語モデルです。また情報については2021年以前のデータに基づいて出力しています。とはいっても2021年以前の情報でも間違った結果をたくさん表示しています。
AIが出力する情報の確からしさはいつでも人間が判断するしかありません。

より正しい情報ならBing

AIを使って正しい情報を得たいのなら今なら、Bingチャットです。
Microsoftの検索サイトBingチャットをご利用下さい。※Bingチャットは現在のところ使用に際しては申請が必要です。また、一日の使用にも限りがあります。

比較として幻冬舎の社長について聞いてみましょう。

まずは ChatGPT から

かなり間違っています。出版社というあたりしかあっていません。

つぎに Bing に聞いてみましょう

ChatGPTに対してかなり正確な回答だと思います。出典も提示されていますので、出典元で確認する事ができます。株式会社タッチダウン代表取締役社長、株式会社キャブ代表取締役社長という役職はWikiPediaから引用されているようです。すごいなぁ見城さん。

気を良くしたのでもう一つ聞いてみました。

「憂鬱でなければ、仕事じゃない」「読書という荒野 」という書籍に関して見城徹氏は編集者ではなく著者です。出典が出ているので確認しましょう。


2022年以降、つまりChatGPTが知り得ない情報について聞いてみました。

安全保障理事会について聞いてみました。ロシアによるウクライナ侵攻から1年が経とうとしています。ChatGPTが知り得ない情報についてはどのように回答するのでしょうか。

これは明らかに間違っていますが「嘘」をついたわけではありません。安全保障理事会やロシア、ウクライナといった文言を集めて文章を形成しています。あまりにも滑らかな文章であるため人は「AIは嘘つきだ」といい、使い物にならないといいます。

正しい情報を取り込んだものがBingになります。こちらはNHKのサイトやWikiから引用しており、引用元を見ても正確といえます。引用元を要約し、自然な言葉で表示しています。
(現在進行中の戦争は一刻も早く終わってほしいものです。)

まとめ

このようにBingはChatGPTに比べて情報の精度が高く、より確からしい情報を掲載しています。また引用元を掲載していることはこのサービスが検索サイトではないことを示しています。しかし、どの検索サイトが確かであるかということは知っているのかもしれません。
もとの情報が正しくなければ人間も間違えます。フェイクニュースに踊らされる人間は多いのでそんなところは人間ぽいのかもしれません。

ChatGPT(その技術を利用したBing)は言語モデルで要約の能力は非常に高く議事録や新聞記事の要約は人を排除できるレベルに達していると感じています。検索について言えば正しい情報が掲載されているソースを与えてあげることができればかなり高い精度で回答を返してくれると思われます。

ではまたね。



いいなと思ったら応援しよう!