精神科通院歴と空き家問題
下のような記事を見つけました。
高校生にしては興味深くて中々に恐ろしい内容だったと思います。
むしろ大人の方がこういった話に慣れすぎているのでは?なんて思ったりもします。
なーんて、「サラリーマンはオワコン」「まだ会社にしがみついてるの?w一生負け組社畜マインドざぁこ♡♪」とか言いそうなインフルエンサーみたいな事を言ってみます。
精神科通院歴がある人が生命保険や住宅ローン加入を断られてしまうのって有名な話なんですね。
近年では「精神科」という名称に抵抗を覚える人もいるらしく、「メンタルクリニック」というものも流行ってるみたいですね。
「メンクリ」などと略されているのをネットでもよく見ます。
この監修者は「もっと気軽に精神科を利用しましょう」という意見ですね。
でも簡単に精神科を行くのは憚られる。
理由としては色々ありますが、大体以下のようなものがあるでしょう。
人に言いづらい
家族や職場にバレそうで怖い
「精神科」という名称が怖い(「メンクリ」でも怖い)
受診したら数年は保険やローンを組めない(社会的信用度が落ちそうで怖い)
でも今は精神疾患や心が病んでしまう人が本当に多いですよね。
私もその一人である兆候があります。
さっきの画像の左側の文にも
といった旨が書いてあります。
「一億総鬱時代」だの「不幸蔓延時代」だの言われているのにも納得です。
これなら限界に達しそうな人がメンクリに駆け込むのも納得できます。
また、「限界に達する前に精神科に行きましょう」という注意喚起を行う専門家もいるでしょうから、その人らの言葉を聞いて訪れる人も多くなるでしょう。
「限界突破寸前」から「ちょいヤバ」の時点で来るような人が増えます。人々の中でメンクリ基準が緩まります。
「メンヘラ」が若者の間で生活用語になっている事からも、間違いなくメンクリ利用者は増えます。
近年ではADHDやアスペルガーなどの発達障害の認知度も広がりましたし、最近では「HSP」という新しい概念が出てきており、そのカテゴリに助けられたい人が訪れる可能性もあります。
私も芸能人の適応障害をこのコロナ禍で初めて目の当たりにしました。
このニュースを見てから、思ったより精神病は色んなところで患っているんだなという事が分かりました。
心を病む人は増えても、その分人々はメンタルが強くなって自殺する可能性が減るかというとそうではない。むしろECやLCC・その他の技術革新などで自殺のハードルは下がっていくとも考えられます。
荒縄買ったりスイス行くのも今は簡単ですものね〜
かといって保険屋や不動産屋の「精神科受診歴があるメンヘラに自傷行為や自殺とかされたところで、残りのローンを誰が支払ってくれる?」という不安も募るばかりです。
基本的に借金は稼得者の命があることが条件の買い物だと思うんです。
稼得者のあなたはこの先も金を稼いで代金を支払える能力がありますよね。それを書面上の契約でかためて信用した上で月賦してあげますよ?みたいな。
住宅ローンを組む際には同時に「団体信用生命保険」に加入する必要がありますが、
これでは団信に入る際にアウトとされる人は増えますよね。
だから住宅ローンはもう今の時代に合わなくなってきていると考えました。
拙い知識ではありますが。
例えばその辺のロフトで付箋を買ったとしましょう。その後店を出た後に横断歩道を渡ったら飲酒運転のトラックを避けきれずに死にました。
でも既に店側は付箋の代金を全額いただいているので、特に店側の損害とかはありませんよね。不謹慎なこと言うようでアレですけど🥶
強いていうなら店員さんや居合わせた客が悲しむくらいでしょうか。
話が少し逸れますが、近年は「ミニマリスト」や「ホテル暮らし」などの概念が流行っています。
ホテルは基本的に宿泊施設なので「家みたいに暮らすのって本当に良いの?ホテル側の迷惑にならない?」という疑問を抱く人もいるかもしれないですね。
でも最近ではマンスリー契約などのプランもあったりするので、ホテル側もそのような人を迷惑とは思っていないそうです。
むしろ長く泊まる分お金を払ってくれるお客さんなので、迷惑行為さえしなければ双方にとってwinwinなのでしょう。
コロナ禍で収益の下がったホテル側からしても長期宿泊客は嬉しい存在です。
今みたいな不景気の中「住宅」という高い買い物をするくらいなら、家賃を折半できるようなパートナーを見つけるとか、アパートやホテルの一部屋を賃借して住もうとする人は増えているでしょう。
ホリエモンなどの著名人も言及していますし、住宅ローンに限らず「所有しない生き方」はもう広まっています。
故にホテル暮らしの広まりの意味でも住宅の購入から足が遠のく人は多いと考えられます。
しかし客足が遠のいた住宅たちはどうなるんでしょうか。
都心では今でも沢山のタワマンが建てられています。私も毎日の通学路でももうどれだけの棟数建っているのか把握できません。
郊外や地方の一軒家などの空き家問題はもちろん、都心一極集中と言われる今誰もが気付いていると思います。
それだけでなく、空室の増えすぎた都心のマンションは今後どうなるんでしょうか。既に購入した人を泣かせるような上質な部屋を賃貸に切り替える方針をとるのでしょうか。
私はむしろそれは大歓迎です。18歳くらいにそうなってくれると嬉しいなぁ…
勉強しやすい友達呼びやすいといいことずくし。
ミニマリストで実家の近い友達を豊洲の豪華なタワマンとかに招いて家賃折半とかも出来ますね!
いっそ学生寮にしてしまっても良さそうですが、それだけ体力のある大学は果たしてあるのでしょうか?
もしくは、さっき都心一極集中と言いましたが、郊外から出勤してくる人たちの中でも比較的高年収の人たちで、賃貸といえど値の張るタワマンの部屋の奪い合いに発展するでしょうか。
そしたらすこーし通勤ラッシュが緩和されるかもしれませんね。
それとも空室のまま?
従来の住宅ローンを維持するとしたら、不動産屋の方は頑張って価格に反映できるのでしょうか。
なんて想像をめぐらせてみます。
終わり
少し社会問題とも言えることに意見してみました。
あくまで個人の意見であり穴だらけではあると思うので、気になった点がありましたらコメントでも寄せてくれると幸いです。
執筆時に聴いていた曲です↓
空の青さを知れる部屋に住みたいものですね。
それでは。