懐かしの音楽を息子と一緒に聴く
昨日、昔私が買ったキース・ジャレットのCDを息子が聴いているのが私の耳に入ってきました。息子は音楽を作るので、参考に聴いていただけかもしれませんが、自分がかつて好きで聴いていた音楽を息子が聴いてくれるのは、素直に嬉しいことです。
ちなみにキース・ジャレットは完全即興ピアニストとして、ケルン・コンサートで火がつき有名になりました。
完全即興ということは、他に同じものはなく、一期一会だということになります。私はキースのコンサートに行ったことはありませんでしたが、何枚もCDを買って聴きました。
キースの好きなところは、いい意味で期待を裏切ってくれるところです。次はこんな音がくるだろうなと思うと、そうではない音が奏でられます。しかもそれが不況音でも不思議といい音に聴こえます。
あえて不安定な音作りをしているようでも、音楽の懐の深さに引き込まれていきます。そんな音楽を息子と一緒に聴けるなんて思ってもいませんでした。
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