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第一回目の試験だから易しくなる?(日本語教員国家試験)

日本語教員試験が明後日の11月17日(日)に国家資格試験として初めて行われます。どの国家試験もそうだったみたいですが、第一回目は問題は易しく、年を経るごとにだんだん難しくなるということらしいです。ただ私は日本語教員試験に限っては、この「定説」は当てはまらないのではないかと考えています。

日本語教育については、「日本語教育能力検定試験」という40年近い歴史のある試験があり、どうやら国家試験も「日本語教育能力検定試験」にある程度沿う形で行われるようです。「日本語教育能力検定試験」の難易度はかなり高いと私は感じているのですが、日本語教員国家試験を「日本語教育能力検定試験」より簡単なものにしてしまっては、国家資格としての価値が担保できないと思うのです。だから私は、第一回目の試験だからといって、易しくなるだろうと楽観的な見立てはしていません。

結局のところ、なるようにしかならないのですが、「第一回目なんだから易しい問題が出てくれればいいな」という期待がないと言えば嘘になります。

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林海平
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