Responsible Business Alliance(RBA:責任ある企業同盟)において、その基準の「自社の対応程度」はどのようにしていけばよいでしょうか。最終的には検証済み評価プログラム (Validated Assessment Program (VAP))を受審することによって点数化はされ、一応は判明します。検証済み評価プログラムの関連記事は以下です。
とはいえ、最初からVAP受審ができるかというと、そうはいかないでしょう。ではどうすれば良いのかということを考えると、基本的には以下のような「読み込み」を実施するとともに、必要な対応を実施するということなのでしょう。
RBAのページをしっかり読み込む
当たり前ですが、RBAのページは一旦全体を読み込むべきです(英語)。
「行動規範」をしっかり読み込む
「行動規範」は、RBAのベースでありますので、しっかり読み込むべきでしょう。こちらは日本語版が公開されています(ただし、解釈の違いがあるので英語もしっかり読む)。
https://www.responsiblebusiness.org/media/docs/RBACodeofConduct8.0_Japanese.pdf
RBA VAP Standard(VAP規格)をしっかり読み込む
次に、RBA VAP Standard(VAP規格)をしっかりと読み込むことです。これは、上記の行動規範を具体的内容に落とし込んだものです。RBA基準を満たしているかどうかのチェックの最も重要な資料となりますし、対応できていない部分があれば、当資料をもとに実施していくことになります。
2024/4/14現在、日本語版はありませんが、間もなく公表されるとの記載があります。
自己評価プログラム(SAQ)を実施する
SAQは、RBA-Onlineにて実施するものです。しかし、一旦は、オンラインではなく、PDFで公開されているものでチェックするのも良いでしょう。
上記の「企業および施設のSAQのPDF バージョン」は以下から入手できます。ただし英語です。なお、これはRBA-Onlineにアップロードできませんし、これがすべての質問とは限りません(RBA-Onlineでは回答内容によって追加質問があることも)。
なお、Corporate、FacilityのSAQについて、当方で翻訳してみました。ご自身の責任での使用をお願いいたします。