初めての徒歩出勤
2月17日(木)。
朝起きてカーテン開けたら、真っ白!
我が家は高台にあるので、
雪にめっぽう弱い。
バス道まで出る坂が
アイスバーンと化し、
出車を阻んでいた。
よし、
「歩いていこう」。
by いきものがかり
脳内BGMも決まった。
思えば小学校以来だ。
徒歩で登校するのは。
真っ白な歩道を
「サクサク」と踏み締めて
ゆっくり前進。
NB製ウォーキングシューズは、
軽くて歩きやすかった。
最初の難所は、
山陽道の側道。
道幅狭く歩道は無し。
緩やかな上り坂を、
車が「キュルキュル」と
軽くホイルスピンしながら
脇を通過していく。
とても怖かった。
2番目の難所は、
国道まで出た後の広い歩道。
ところどろある、
店等から車道へ出る際の
ゆるい斜面。
何度も横に滑って
車道めがけて転びそうになった。
初めてガードレールを
握りながら歩いた。
3度目の難所?
というか困ったのがトイレだ。
朝はけっこう“小”が近い。
ただ、限界が来て、
ダムが決壊しそうな時には
コンビニがあって助かった。
良かった点は、人の優しさと風景だ。
意を決して車道を渡る場面が2度あった。
そのどちらも車が停まってくれたのだ。
ニュースでは、
我が県の停車マナーは
「全国ワースト2位」
と報道されていた。
「いやいや、そんなことないよ。
優しいドライバーばかりだよ」
と思った。
そして風景。
普段の通勤では気が付かない、
道端の木々や風の匂い。
プチ旅行気分も味わえた。
かくして1時間30分のウォークの後、
無事に到着。
1時間目に無事間に合った。
良かった。
そして実感。
「どんな小さな一歩も、
積み重ねれば前進するし、
必ずゴールに着く」