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「今」と「未来」
夏休み明けてからの一週間が終わりました。
慣れるのに大変かなとも思っていたのですが、思っていたよりも疲れてはいないなって感じです。
来週の木曜日と金曜日は定期テストで、現在テスト期間中となり、部活動もないのでこの土日はゆったり過ごそうと思います。ゆったり過ごすと言っても、やることはだいたい決まっていて、教育に関することを学んでいるか家族で遊んでいるかの生活になりそうです。
今日の話題は、「今」を取るか、「未来」を取るかについて。
これは、昔からよく問われる究極の選択。
本日、生徒に聞かれました。
一般的に以下の考えに分かれるんだろうなと思います。
「今」を取る人の言い分は、人はいつ死ぬかわからない、だから今を思う存分楽しむべきだという考え。
「未来」を取る人の言い分は、今を我慢すれば、将来なりたい自分になれる可能性がある。だから、それを叶えるためには今を犠牲にするのはやむを得ないという考え。
両者の考え方の理屈はわかる気がします。
でも自分はどちらか一方を選択するのは難しいです。
自分としては、「今」も「未来」も両方楽しく、幸せでありたいし、この関係は背反な関係ではないと思います。
では、どうすれば良いか。
「今」の努力が楽しくて(努力と思わないレベル)、その努力をすることによって、将来自分がなりたい理想像に近づけることができたら最高です。
今回質問してきた生徒は、強制的にやらされる勉強が好きではないみたい。
そういう環境を作るのは、教師であって、「今」を大切にせず、「未来」を大切にすることを強制しているみたい。
しかも、「未来」が保障されるかと言ったらそうではなくて昔の話。
教師は、今の世の中がどのように移り変わっているかをきちんと理解することが大切そうだ。
教師はみんな児童・生徒が幸せになってほしいと願っている。
これは間違いがない。
だけれども、学習せずアップデートしない教師は、昔だったら幸せになる方法を教えてしまい、「今」も「未来」も幸せになれない子どもたちを生み出してしまう。