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100回連続投稿達成!society5.0の教育を!

義務教育でやっていることには、「これ、なんで?」ってゆーのがある。
こういうのは結構おもしろくて、ネットで調べたり、動画を見たり、今年度はうちの校長ともお話して盛り上がったことがある。

たとえば、
体育祭の時に校歌を大きい声で歌えなかったとき、そもそもなんで国歌や校歌があるのか、とか。
なんで集会で前習えをして、縦横をそろえる必要があるのか、とか。

この答えの一つとして挙げられるのは、そこに所属している人間だということを、悪い言葉でいうと洗脳させるため。
では、なんで洗脳させなければならなかったかというと、列強が攻めてくるから。
攻めてくる相手に対して、自分たちで身を守らなければならないから、日本という国の概念が必要になった。
そして、所属していることを強めるために、国歌があり、国旗がある。
いわゆる軍事教練の名残りであるというものです。

でも、昔ならあってわかるものが、今でも残っているのはなぜだろう。
別に、今なくても良いものはたくさんありそうです。
今なくても良いものが残っているとか、無いほうが良いのに残っている。
その答えとして、昔とは違うメリットが得られるからなのかなと思いました。

例えば‥
戦後、高度経済成長の時代(society3.0)、たくさんの労働力が必要だった。
たぶん、その時代は同じものを生み出すことが必要で、軍事教練を受けてきたような人材が圧倒的にコスパが良くて、そのまま続いてしまったのではないか。

あとは‥
学校教育目標もかなり抽象的であるように、教育における成果ってわかりづらくて、目先の成果を求めると、工業化社会のような教育になってしまう。その教育は一斉指導がピッタリ。
その結果、力技で言うことを聞かせる教員が評価されるようになってしまった。

自分が中学生の頃もこんな教育を受けてきて、すごく不満があったのを覚えているし、ムダな時間を過ごしてきたなとも思う。
だから、自分にとっての教育におけるペルソナは自分であって、当時の自分が目の前にいたらということを考えつつ、目の前の子どものことも考えながら、教育活動を行っている。
僕たちが生きている時代はsociety5.0であって、society3.0ではない。
今の教育を見直して、全員が明るい未来につながるようにしていきたい。

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