保護者面談の特性
明日で保護者面談が最終日になります。
全5日間の日程で、前半の4日間に固めていましたので、残りは4家庭になります。そのうち、感染症にかかってしまった生徒がいるので、その生徒については来週の月曜日に実施予定です。こちらはお互い様ですね。
基本的には、1日9家庭入れて面談するように組みました。
3家庭→1枠分休み→3家庭→1枠分休み→3家庭
のように組んでいるのですが、1枠分の休み時間は何をしているかというと、隣のクラスの保護者とコミュニケーションを取るようにしています。
自然教室の実行委員長として、頑張っていた生徒と保護者が廊下で待っている時には、「めっちゃ頑張ってましたよー。ストレスが溜まることもあったと思うんですけど大きく成長しましたね」とか、「◯◯さん。本当にすみません。今回の数学、まじでやばい点数取らしちゃいました。授業めっちゃ頑張ってるんですけどねー。」って感じでプラスの面をきちんと加えて伝えるようにしています。実際にその子たちは頑張っているので、嘘は言っていません。
そういう会話ができてくると、自然に「先生。ありがとうございます」とか「ビシッと鍛えてください」ってゆー良い感じのコミュニケーションがとれるようになってきます。普段から担任の先生としか接することのない保護者からすると、違う先生とお話ができることは嬉しいことかなと思います。
保護者面談とその他の行事。
自分は保護者面談は大きな特性があると思っています。
体育祭や音楽祭などの行事は、保護者が来ていたところで、どの生徒の保護者なのかは全くわからず、コミュニケーションと言ってもあいさつくらいで終了してしまいます。誰の保護者かわからないのに、いきなり話しかけるのって至難の業です。
打って変わって、保護者面談はその特徴から、「生徒と保護者が一緒にいる」ため、かなりコミュニケーションがとりやすいんです。
この行事の捉え方っていうのは、感じ取れる人と感じ取れない人がいて、行事の特性を多角的に見ることができると得をすることができるなと思います。
「そんな保護者に媚び売ってどうすんだよ」って思うかもしれません。
でも、ぼくは媚びを売っているわけではありません。
自分がやりたいことに賛同していくれる人を増やすために、仲間を作っている感じです。自分はどんな人間か知ってもらうってゆーのはとっても大事なことだと思っています。