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三年生を送る会の目標を成功させるために

いくつか前の投稿から、三年生を送る会の準備について、話題にあげています。
これまでの行事もそうでしたが、
同じ学年の先生方には、行事後に「生徒に◯◯になってほしい」という目標は伝えますが、「これはこうしてくれ」「あれはあーしてくれ」という指示は、学年の先生には伝えないようにしています。
なぜかというと、学年の先生のやる気が削がれてしまうからです。
あと、自分が考えていること以外を禁止してしまったら、自分がイメージしていることを超えることができないってのもあります。
でも、自分がやりたいことがあるときは、きちんと伝えなければいけないと思っています。

今回の行事では、あーしたい、こーしたいというのはあるんだけれど、通常教員が考えたことがないようなことです。
そのため、「自分が思っていることを実現させるためには?」とか、「もっと良くするには?」とか、「どういうことをやると失敗するのか?」とか、そういうを知りたいと思い、昨日の夜から、本日の午前中で2冊の本を読み終えました。
エンターテイメントと集客方法、そして目標の実現方法などが書いてある、マーケティング系と自己啓発系の本です。

もちろん、三年生を送る会で集客とか絡めながらやっていこうと考えている前例はないわけであって、それらの本に書かれている具体を抽象し、三年生を送る会に生かしていかなければなりません。
つまり、
具体(本の内容)→抽象(一般的に)→具体(三年生を送る会)
という感じです。

今、考えていることは、
 ①生徒への意図の伝え方について
 ②出し物の見せ方について
 ③保護者の巻き込み方について
つまりは、その会場の時間や体験をどのようにしていくかです。
考えれば考えるほどめちゃめちゃおもしろい!

知的好奇心が膨れ上がると毎日が楽しいです。
うちのクラスには、そのゾーンに入った男子生徒がいます。
教育相談では、好きなことがありすぎて時間がなくて困っているとのこと。
その生徒は一年生の校外学習とからへんから随分変わったなと思っています。
どんなことに対しても「なぜ?」とか「とりあえずやってみよう」とかそんな感じ。
それが大きく影響してか、前回の定期テストでは、学年でもトップ2の成績を収めていました。一年生の頃は、学力について目立っていなかった生徒です。

こういうゾーンに入る人を、生徒でも職員でも増やしていければと思います。
自分もゾーンに入っている人の一人。
毎日がとても楽しいです。

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