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嫉妬心を良い方向へ
なにかに挑戦しようとしていると、足をひっぱろうとする人が必ずいます。
その原因を探っていくと、嫉妬心が1つの理由にあるのではないかと感じます。
嫉妬心って、「ある人の良いところ」を自分と比較してしまって、劣等感を感じてしまい、羨ましい、妬ましいと感じる心をいうのかなと思っているのですが、嫉妬心を持つのは普通でこのあとの行動が大事だなと思います。
ぼくもすごいなとか、羨ましいなとか思う人はたくさんいるので、嫉妬心はあります。ですが、その人のことを、傷つけようとか、足を引っ張ろうとかは思いません。一方で、攻撃したり非難したりしてやろうという気持ちになってしまうことはわからなくもないです。
でも、ぼくにとって得な選択肢を取るのであれば、その人を味方につけることかなと思っています。そうすることによって、少しでもその人の魅力的な部分を吸収できたらなと思い行動しています。
ぼくは、教育を通して目指している目標があるので、嫉妬心から足を引っ張られるのはごめんです。
なので、その嫉妬心が悪い方向に向かわないようにする工夫し、嫉妬心が良い方向に向かうようにしていかなければなりません。
たとえば、その対応について工夫できることは何かというと、学年での差異をなくしていくことかなと思います。
自分の学年だけICTの利用が進んでいて、他の学年がICTを使えていない状況だと、「ICTが進んでいる学年ですごいね。」などという言葉をかけられるのですが、他の学年の先生が嫌な気持ちになってしまう可能性もあります。
こうなってしまうと、ぼくが何をやっているわけでなくも、他学年の先生方が嫌なやつだなという印象ができてしまうのもおかしい話ではないなとも思います。
では、具体的にどうすれば良いかというと、校務にICTを入れて、自然に使う環境を作るということがあります。
つまり、「みんなでやって、みんなで成長するようにする環境を作る」ということです。
これができるようになると、嫉妬心が良い方向に向かっていき、足の引っ張り合いがなくなります。
また、みんなで成長する環境の中にいれば、挑戦している人を認めることができ、「めっちゃ良いじゃないっすか」みたいなことばが自然と生まれるなと感じています。
みんなで成長できるこういう職場が理想的だな。