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究極の天気予報サイト、Windyで天気を楽しむ


天気予報は毎日の生活に欠かせない情報ですが、テレビや新聞だけでは十分に満足できないこともあります。そんなときにおすすめなのが、Windyという天気予報サイトです。Windyは、世界中の気象情報をリアルタイムで見られるだけでなく、風や雲、雨や雪、気温や湿度など、さまざまな要素を視覚的に表現してくれます。この記事ではWindyの魅力と使い方を紹介します。

Windyの魅力

  • 世界中の気象情報をリアルタイムで見られる ― Windyは、世界中の気象情報をリアルタイムで見られるサイトです。地図上に風の流れや雲の動き、雨や雪の降り方などをカラフルに表示してくれます。また、地域や時間帯を自由に切り替えることができるので、自分の住んでいる場所だけでなく、旅行先や興味のある国や地域の天気もチェックできます。また、今後予測される気象情報も複数の予報モデルを使用してみることができます。

  • さまざまな要素を視覚的に表現してくれる ― Windyは、風や雲、雨や雪、気温や湿度など、さまざまな要素を視覚的に表現してくれます。例えば、風の強さや方向は色やアニメーションで、雲の量や種類は白や灰色で、雨や雪の強さや種類は青や赤で、気温や湿度は色の濃淡で、それぞれ分かりやすく示してくれます。また、地図の右下にあるメニューから、表示したい要素を選択することができます。気象情報を一目で把握できるだけでなく、美しいグラフィックスで楽しむこともできます。

  • 詳細なデータや予報も提供してくれる ― Windyは、詳細なデータや予報も提供してくれます。地図の左下にある検索ボックスから、気になる場所の名前や座標を入力すると、その場所の詳細な気象情報が表示されます。気温や湿度、気圧や降水量、日の出や日の入りなどの基本的なデータのほか、風速や風向、雲量や雲高、雨量や雪量などの詳細なデータも見ることができます。また、3時間ごと(有料版は1時間ごと)やの予報も見ることができます。さらに、地図の右上にあるメニューから、予報モデルや予報源を選択することもできます。

Windyの使い方

Windyでは多くのレイヤーが用意されており、これらを使用して、いろいろな観点から大気状況を見ることができます。これらには、風速・風向、温度、気圧などの他、新雪、オゾン量などのレイヤーも見ることができます。

Windyが提供するレイヤーの一部

また、ドップラーレーダー情報を見ることで雨雲の情報を見たり、また、リアルタイムで落雷の情報が表示されます。

注意報や警報状況もマップでみることができ、最近、日本に関してもこの機能が有効となりました。

注意報・警報表示

ある地点の天気を調べたい場合は、検索したり、場所クリックすると、その場所の天気予報が表示されます。この天気予報は数値予報であり、各アルゴリズムが計算した天気情報を表示しています。現在に日本においては4種類の数値予報モデルが使用できるようになっています。

日本地域で使用できる数値予報モデル

よく使用する地域に関してはFavoritesに登録しておき、一覧表示したり、また条件を設定してアラートを受け取ったりすることも可能です。

尚、気象庁の数値予報データは現在対応していないですが、こちらに関しては対応が検討されているようです。4月12日ごろ、確認したところ、気象庁によるMSM(メソ数値予報モデル)が使用できるようになっていました。

天気予報は3時間ごとの予報として、天気、風速、風向、気圧、温度、湿度、雲の状態、降水など、多くのデータを参照することができるようになっています。

地点情報

予想でなくて、現在の気象状況を見たい場合も、簡単に行うことができます。こちらでは観測局により、提供される情報が異なる場合があります。多くは空港であり、場合によってはその他の機関による測定、地域によっては個人による測定も含まれます。空港の場合はMATAR情報を参照することもできます。

観測情報

また、空気清浄度や放射線量の測定値も見ることができます。

空気清浄度測定情報

それぞれの地点から最寄りのウェブカメラを表示することもできるため、実際の天気状況を視覚的に確認することもできます。

ウェブカメラ表示

その他、観測情報は海岸部では潮汐観測所からの情報なども参照することができます。

有料版について

WindyにはWindy Premiumという有料版が存在しており、これを使用すると通常3時間ごとの予想が、一時間ごとの予想に切り替えることができるようになります。価格は2024年3月現在、年間18.99ドルです。1年間買い切り、というのもありますが、こちらは値段が29.99ドルと高い上、単に自動更新が行われないだけなので、メリットはあまりありません。(購読で年間契約を購入の上、すぐにキャンセルすることでも同じ効果が得られます。)

一時間予報

また、天気予報モデルの更新頻度が上がり、より高い精度での予想を得られるようになります。

Windyで自分だけの天気予報を

使用にはある程度、天気の知識が必要になるWindyですが、提供される情報が膨大で、その分、自分にあった見地から気象情報と触れ合うことができるサイトで、刻々と変化する天候などを身近にできるサイトであるともいえます。

尚、日本を含む、天気予報を行うことに規制が存在している地域に在住の場合は、他人に対して天気予報を行うのには資格が必要になる場合があるので、ご注意ください。