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ライフプランセミナーの有効性について

最初の職場を辞める少し前と、その次の職場で都合2回「ライフプランセミナー」なるものを受講しました
少し前の話となるので現在の内容とは相違があると思いますが、思い出すままに記してみようと思います

最初の受講はもう10年以上前になります
セミナーの中心課題は以下の2つでした
①第2の職場で働くことを前提とした働く姿勢について
②退職後(年金生活時)、生活するにあたっての経済(お金)の話

①については役職定年後、再雇用となる場合でも、外部の企業に出向・転籍する場合でも自分の立ち位置を見直して新たな環境に馴染んでいくことの重要さとそのための意識改革を求めるものでした
ほかの会社のことは分かりませんが、私が勤めていた会社は「出向先は選べない」ので、会社が選んだ先に行く選択肢しかありませんでした
グループ企業ではなく、独立した全く別の会社へです
ですから、それを前提とした心構えを示していたのです
実際うまく馴染めなくて戻ってくる先輩方もいましたが、これは本人だけの問題ではなく、職場(とその中での人間関係)との相性もあるように思いました
出向後、数年して本人と出向先の双方の合意ができれば「転籍」してその会社の社員となります
その場合、本人次第で昇給もあり、残り続けるより収入面はプラスになることもあります
ごく稀ですが、その会社の代表となる場合もあります
(オーナーに見込まれた場合ですね)
でも、職場に残り続ける選択をする人が多かったと記憶しています
私はと言えば、なんとか10年間は勤めあげましたので、馴染めたのだと思います

②は退職金や年金受給額など具体的な数字を示し、今から備えておくべきことなど(例えば、住宅ローンは退職までに完済できるようにしておくとか、計画的に貯蓄できるように家計を見直すとか)実際に家計のシミュレーションしてみることが勧められていました
ただ、本来なら40歳ぐらいで聞いておくべき内容で、自分の時は50歳近くで初めてそのようなセミナーを受講したので、できることは限られているよねとなっていました
実際に今の年になって振り返っても、セミナーを受けて行動変容があったかというとありませんでした
それでも、退職前には(なんとか)住宅ローン返済は終わっていましたし、早いうちに結婚し子どもが授かっていましたので、次の職場に移って間もなく自分で稼ぎ出してくれました(実は結構長く学生生活を続けていたのですが、間に合いました)
結果オーライということかもしれませんね

それではそのような研修が不必要だったかというとそんなことはなく、職場でうまくいかないときの「おまじない」になったり、日常的な支出増加の歯止めになったり、きっと今を何とか過ごすための「お守り」になったと思います

結論

ライフプラン研修はちゃんと受けましょう
テキストは保管して定期的に見直しましょう
これから受講する人、ちゃんと受けたほうがいいですよ

昨日横浜マラソンを走ってきました
そのことについては、改めて記すことにします
いやあ、しんどいレースでした
(谷原章介さんを見かけましたが、今日ちゃんとテレビに出ていましたね)

最後まで読んでいただいてありがとうございます まだまだnote初心者ですが、いろいろ試行錯誤しながら思っていることを言葉にしていたいと思います