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[163]よく遊び、よく眠ること
今回のテーマは
「お子さんの身体」
についてです。
日経DUALに、気になる記事がありましたので
シェアしたいと思います。
「最近の子どもは骨が折れやすい」
ということについて、
原宿リハビリテーション病院名誉院長 林泰史さん
のお話が掲載されていました。
40年以上前に比べると、約2.5倍もの割合で
子どもが骨折した数が多いというのです。
具体的に何歳とは書かれていませんが
小学生であることは間違いありません。
40年前というと、
ボクがちょうど小学校5、6年生ぐらいの時。
確かにあの頃は、周りで骨折した子どもを見たことは
ほとんどなかったような気がします。
さてさて、骨の発達に影響するのは
「運動」、「栄養」、「睡眠」。
そのうち、「運動」が影響を及ぼすのは5割
というのですから、これは運動不足により
骨が弱くなってきているのだなということは
予想できることかと思います。
例えば、平均歩数は、大人では
1979年時には27,600歩から99年時には17,000歩と
20年で10,000歩も減少しているのだそうです。
ちなみに、小学校6年生では11,710歩だそうです。
いまから約20年前でさえ、この状況なので
この令和元年2019年ではさらに減少している
のではないでしょうか。
現代の子どもの運動不足の要因は
みなさんにも想像つくと思われますが、
ゲームとスマホが普及したことによるもの
と思います。
以前と比べると、圧倒的に家の中で過ごすことが
多くなっているのでしょう。
いや、外で過ごすにしても、公園などで
スマホやゲーム機で遊んでいる姿が
目に付きます。
実は、男子で17、8歳、女子で15、6歳で
骨がほぼ全て出来上がるそうです。
骨の成長で大事なの時期は
なんといっても小学生時代。
骨に適度な負荷をかけることが、
骨を強くするのに効果的です。
室内ばかりではなく、
日頃から外で思いっきり走り回って遊ばせましょう。
そうすることで、心地よく疲れて
夜もよく眠れるようになります。
睡眠は10時間確保するのが良いとされています。
(小学校低学年時)
睡眠が確保できると、
寝ている間に成長ホルモンが分泌され
骨を強くすることができます。
早寝ができると、早起きもでき、
朝もすっきりとして目が覚めます。
適度な運動と十分な睡眠は
骨を強くし、早起きもできます。
早起きができると、
余裕をもって朝ごはんを食べられ、
身支度する時間も今以上に確保できるなど、
いろいろな良いことが生まれるでしょう。
お子さんのこと、一度観察してみるといいですよ。
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