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[198]子育てに正解はない

〈前回のおさらい〉

夫婦関係は横の関係。

ジャッジをしない
丁寧な言葉を使う

ということをお伝えしました。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

今回のテーマは
「昔と今」
です。

「子育ての方針は
良くも悪くも自分が受けてきた子育てに
大きく影響される」

そうお話されているのは
非営利団体コドモノミカタ代表理事の井桁容子さんです。
(日経DUALより)

今、子育て真っ最中のママ・パパ世代の方は
成果を大事にする育てられ方をしてきているそうですね。

ちょうど、小学校・中学校のお子さんをお持ちの
親御さん世代がそれに当たります。

「成果を大事にする」
というのはどのようなことを指すのかというと

「できるだけ早く、
ちゃんとしつけられた子どもに育てたい」

ということから

「なるべく早く
効率的に正解を探したい」

という思い育てられ方のことを言うそうです。

もちろん、全員が全員そうであるわけではなく
どうもそのような傾向があるようだ
ということ、です。

ご自身が子ども時代だった頃を振り返ってみて
なんとなくイメージ付きますか?

ボク自身の解釈では
例えば
「テストで100点取るために」
「いい学校に入るために」

など学力向上を第一主義にした目的の場合
塾に入れるとか家庭教師を付ける
などといった方法を取ること。

また、学力向上の目的以外でも
しつけや子育てについての知識を
子育て本から得て、
それを実践していくようなやり方。

要は、
「唯一絶対の正解を探して実践していく」
やり方を指すのかなと思っています。

確かに、それが通用したのが
「昭和後期時代」です。

良い大学に入り
一流企業に就職すれば
終身雇用で安定した収入を得ることができていました。

そして、退職すれば、高額の退職金を得て
それを銀行に預ければ、
今とは比べものにならないぐらいの金利で
お金が増え続け、悠々自適な生活を送っていける、

確かにそういう時代の側面もあったと思います。

それが幸せだと信じて、みんなそれを目指して、
自分自身がそうであったように
自分の子どもにもそうなるように
子育てをしていたのではないでしょうか。

でも時代は、昭和・平成が終わり、
時代は令和が始まりました。

幸せとは何か。
それは人間一人ひとりの価値観によって違います。
もちろん子どもも同じです。

唯一絶対の幸せは無く
また与えられるものでもありません。

子ども自身が自分にとっての幸せとは何かを考えて、
自分自身で目指して行く。

それを見守り、サポートしていくのが
今の子育てのひとつの形なのではないかな
そう思います。




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