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[199]子どもの頃に学んでおきたかったこと

〈前回のおさらい〉

親であるご自身が子どもの頃
どのように育てられてきたのかということが、
自分の子どもをどう育てるのかということに影響されやすい
ということをお伝えしました。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

今回のテーマは
前回の流れを受けての
「自分が子どもだった頃」
について、思い出しながら書こうと思います。

ボクが小学生4年生ぐらいだった頃というと
今から約40年前にも遡ります。

昭和50年代です。

これをお読みになっている方の中では
まだお生れになっていない方もいるかもしれませんね。

その頃の我が家は、
両親は子ども服販売の店舗を経営し
2店舗目を出そうかという、
かなり忙しい時期でした。

ボクはというと、ちょうど学習塾に行き出した頃です。

何故ボクが学習塾に行くようになったかというと
親はとてもじゃないけど、
子どもの勉強を見るような時間の余裕もないので、
とにかく塾に通わせておけば
勉強にも困らないだろうという考えだったようです。

妹は保育園に預けられ、夜になり親とともに帰宅し、
ボクの2歳下の弟は、剣道やらボーイスカウトやらを
やっていました。

また、ボクが5年生ぐらいになると
私立中学の受験をしてみたらどうかという打診が
母親からありました。

単純なボクは、何も考えず
「うん、受ける」
と返事をし、過去問題集やら参考書などを
片っ端から解き始めました。

が、当時のボクにとっては
難し過ぎて途中で放り出しました。

私立中学受験への挑戦は、
1年足らずで露と消えたのでした。

そんな感じではありましたが、
ボクの場合、勉強をする環境としては、
割と恵まれていたのかなと
振り返ってみてそう思います。

また、少年野球チームにも
入れさせてもらっていました。
が、野球のセンスは全く無く、
レギュラーになることができずに
終わりました。

いろいろとやらせてもらっていた
少年時代でしたが
これをしてみたかったな、
しておいた方が良かったな
と思うことがひとつだけあります。

それは、「お金の勉強」です。

両親が商売をしていた割には
お金について学ぶ機会がほとんど無かったな
と今振り返ってみてそう思います。

親から受けたお金についての教育は
節約しろとか貯金しろとか
そのぐらいだったような気がします。

学校では全くありませんでした。
(社会科など教科的なものは別として)

以前の日本という国は、
大っぴらにお金の話をすることを
避ける風潮があったようで
はしたないとか
卑しいとか
そういう感情が働いているようでした。

今や私たちにとって「お金」と「生活」は
切っても切れない、密接な関係があります。

皆さんは、お金の教育、受けてきましたか?
それを今、どのようにお子さんに伝えていますか?




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子どもの“しあわせ力”向上委員会 〜教育・子育て3分間ラーニング〜

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