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[287]子どもが見てますよ
今日は天気が良かったので
玄関周りの掃除をしました。
なんとなく気持ちがよく、
清々しい気分になりました。
〈前回のおさらい〉
姿勢が良いと
正しい方法で深呼吸がしやすくなります。
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今回のテーマは
「他者視点」
です。
ボクが仕事でよく使わせてもらっているレンタルスペースがあります。
そこにこんな張り紙がしてあります。
「なぜ仕事が出来る人は、
席を離れる時、
きちんと椅子を戻すのか」
その張り紙には、そうキャッチコピーが書いてあります。
とある経営コンサルタントが執筆されたものなのですが、
業績がひどい会社の営業会議などでは
会議が終わった後、
決まって机の上は乱雑で、資料もちらかり放題で、椅子もそのまま、という状態らしいです。
一方、前向きな経営者や会社の幹部の方々が集まるセミナーなどでは、
たとえ机の上などが片付けられていなくても、
椅子だけは出しっ放しにはせず、
きちんとしまわれているそうです。
雑然としている机の上も、
誰かがさっと片付けてくれて
余っている資料もまとめてくれるそう。
会食の際も、トイレで離席する時や
帰る際も、必ずきちんと椅子を元の位置に戻し
決してそのままにしないそうです、
なぜなのか?
この経営コンサルタントは、ある経営者に、
なぜ、仕事ができる人は、
必ず椅子がきちんと元に戻されているのか、
尋ねたそうです。
返ってきた答えが「他者視点」があるからというもの。
この「他者視点」とは、
「自分の行動が他者にどのような影響を与えるか、
ということについて客観的に気づくことができる視点」
のことを言うらしいのです。
なるほど!
日頃から、他者にどう影響を与えるのかを
意識しているかどうかなんですね。
家庭に置き換えたら分かりやすいかもしれません。
家庭では、いわば親が経営者。
その親がとる行動が、
子ども達にどう影響を与えるのか
ということなんですよね。
子どもは、親を見ながら育ちます。
椅子の出し入れもそうです。
食事の時なども、
席を立つ時は椅子をちゃんと元に戻すということを
親が率先して行うことによって
それを見ていた子ども達も親の真似をして
同じ行動を取るのです。
椅子のことだけではなく
他の行動も、仕草も、言葉遣いも
良いにつけ、悪きにつけ
他者=子どもに影響を与えてまうんですね。
あまり過度に意識する必要もないと思いますが
子どもにこうあってほしいという
「こうしてほしい」ということは
子どもの目線を感じながら
率先してやってみるといいかもしれませんね。
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