[186]子ども会活動はいいことたくさん
〈前回のおさらい〉
令和時代に必要な能力として
「自己発信力」
というものを取り上げさせていただきました。
自己発信力が高まることによって仲間ができ、
様々なコミュニティで円滑なコミュニケーションを行う
ひとつのきっかけとなることをお伝えしました。
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今回のテーマは「地域活動・子ども会活動」です。
(少し長くなります)
前回のメルマガでも少しだけ触れましたが、
コミュニティの中でも地域のコミュニティ
についてお伝えしますね。
子どもにとって、学校以外で地域のコミュニティ
といえば、真っ先に思い浮かぶのが
「子ども会」ではないでしょうか。
実は、今日(6/16)ボクの住む小学校区では、
子ども会育成連合会主催の球技大会でした。
この球技大会は毎年6月この時期に行われる行事で、
男の子はソフトボール、女の子はドッジボールを行います。
今年も総勢200人弱の子ども達が集まり、
グラウンドではソフトボールが、
体育館ではドッジボールが行われ、
日頃の練習の成果を発揮しようと、
熱戦が繰り広げられました。
ボクは、自分の町内のドッジボールチームの監督
から一転して審判に回り、
何試合か主審として笛を吹いてきました。
子ども達のひたむきさに思わず感動の涙が
出そうになるのをこらえながら笛を吹く、
という時もありました。
同じ子ども達を対象にした野球やサッカー、
バスケットボールなどといったスポーツクラブと違い、
地域の子ども会のチームは、勝つために、
というよりは、同じ町内で交流を図ることを
目的にしています。
同じチームの中には、
運動大好きという子もいれば、
運動は大の苦手という子ども達もいます。
でも、たとえ運動が苦手な子どもでも
活躍の場が与えられるのが、
地域の子ども会のいいところですね。
また、日頃の小学校では同じ学年同じクラスで
行動することも多い中で
子ども会では1年生から6年生までが
一緒に同じことをします。
上級生は下級生の面倒を見たり、教えたり、
カバーしたりすることで、
年下や弱い立場の者を守ったり、
仲間を助け合うということを学びます。
下級生にとっても、
お兄ちゃんお姉ちゃんに頼ってもいいんだ
という安心感ができます。
そして、自分の親以外の大人と関われる
良い機会ともなります。
さらにボクの住む校区では、
ジュニアリーダーといって、
小学校を卒業した中学生・高校生達の
コミュニティがあります。
このジュニアリーダーは、球技大会をはじめ
校区の様々な子ども会活動をバックアップし、
大人と一緒に活動するコミュニティです。
このジュニアリーダーの存在は、
地域の大人にとっても頼もしい存在であり、
小学生にとっても、憧れの存在になり得ます。
少し上のお兄さんお姉さん達が
大人と一緒に活動するカッコいい姿を間近に見ながら、
「いつかは自分もああなるぞ」
という目標にもなります。
子どものうちから関わっていくことによって、
社会性を身につける勉強にもなる
子ども会活動や地域活動。
地域によっては何らかの事情により、
解散・消滅してしまった子ども会もあると聞きます。
子ども会入会も義務・任意など地域差もあります。
いろいろな事情もあるとは思いますが、
子ども会は子どもだけではなく、
大人も楽しく関わっていきたいですね。
長くなり申し訳ありませんでした。
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