
[187]本を読もう
今回のテーマは「読書」です。
ボク達人間は言葉で思考をしています。
知らない言葉、意味の分からない言葉では、
考えることができません。
そして、人間同士でコミュニケーションをとる上でも
言葉はなくてはならないものですよね。
前々回にもお伝えしました「自己発信力」においても、言葉がなければ伝えずらいです。
たとえイメージで伝えたとしても、
それを説明したり、受け取った側が
どういった感想を持つのかといったところで、
また言葉が欠かせません。
この言葉というものが無くなるということは、
AIがいくら進化する世の中になるとはいえ
ちょっと考えられないですよね。
この言葉の力をさらに高めるためにも
「読書」をお勧めしたいと思います。
何を今さらと、思われるでしょうが
読書でたくさんの文字に触れることによって
言葉の語彙や文法などが、自然にインプットされていきます。
お子さんにもぜひ読書を勧めてほしいのですが
本を読みたくなるような環境づくりのために
ご家庭で少し工夫をしてほしいと思います。
例えば本棚です。
簡単な方法の1つとしては、
お子さんの本と一緒に、親が読むような本も
同じ本棚に並べて置いておくという方法です。
小説やらビジネス書、趣味の本でもいいですし、学問的なものでもいいです。
「今はまだボクには無理そうだけど、
いつかはお父さんの本を読んでみたい」
親の本を見たお子さんが、
そんな憧れにも似た感情を抱くかもしれません。
ちにみにボクの父は、歴史小説が大好きだったらしく
徳川家康やら太閤記といった戦国時代の王道の小説から、聞いたことがないような戦国大名の小説が、
図鑑のようなハードカバーでシリーズが
全巻揃えて置いてありました。
また弥生時代から昭和戦後までが紹介されている
歴史図鑑のようなものも20数巻が揃えてありました。
小学生低学年ぐらいのボクには
なかなか難しい本ではありましたが、
「大正デモクラシー」とか「安土桃山文化」など
歴史図鑑の背表紙に書かれたタイトルの言葉は
その当時からすでに覚えていて、
あとで学校で習った時に
「ああ、このことだったのか」
と、スッと頭に入ってきたことを記憶しています。
今思うと、歴史好きなところは父に似たのだな
と思いますね。
それらの本は未だ処分する気になれず、
形見としてまだ家の本棚に揃えておいてあります。
さて、次も読書についてお伝えします。
・
・
・
・
メルマガでもご覧ください!
第1号目からご購読できます。
毎日発行!お楽しみに。
↓
子どもの“しあわせ力”向上委員会 〜教育・子育て3分間ラーニング〜