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誰かのために大切なのは、自分です

今週もどうにか育児ノートを更新出来たけれど、うっかり送ったつもりが深夜で朦朧としていて入稿が当日の午後というギリギリにも程がある状態になってしまった。編集の風木さん、本当にごめんなさい。

記事にも書いたけど、大人にももっと甘える時間が必要だと思う。子どもは自分ではそれが出来ないから大人に甘えるわけだけど、大人は誰にも頼らずとも何かしら自分を甘やかす、というか自分自身のためにできる何かを見つけ出せるはずだし、いざというときにその方法をいくつか身につけておかないと、どうにもならない状況に追い詰められてしまう。その結果はダイレクトに子どもに影響を与えるし、その他様々な社会生活に問題を生じることになる。子どもを育てる養育者にとってこれは本当に大切なことで、もはや努力義務化しても良いのでないかと思う。
疲れたらきちんと休むこと、おいしいと思う食べたいものを食べること。好きな音楽や趣味に没頭する時間を作ること、かわいいものやきれいなものを生活に取り入れること。などなど、自分を大切にすることは、イコール子どもを大切にすることと同じだということに最近になってようやく気がついた。子どもにとって一番大切なのは、養育者が機嫌良く安定した状態で自分を見守ってくれることだ。
少子化対策やら子どものためのあれこれを言う人はたくさんいるけど、それはイコール切迫した状況にある多くの養育者に対する、具体的で簡単にアクセスしやすいハードルの低いものであるべきだと思う。

写真は今日の晩ごはん。珍しくチーズも梅じそも入っていない理想的なササミカツをスーパーのお惣菜売り場で発見したので思わず買ってしまった。ある意味手抜きだけど、好きな食べ物は自分を甘やかすにはちょうどいい。
昨日は子どもの予防接種やアレルギーのあれこれで病院を梯子したり、今日は自転車の点検に行ったりしたので、とりあえず買い物などのついでにコーヒーとチョレートとたべっこ水族館を食べて少しぼんやりと過ごしてみた。
やろうと思っていたことは他にもたくさんあったけれど、あっという間に夕方になってしまい、それからは子どもの時間。
子どもはオムライスが食べたいというのでその分丁寧に美味しく仕上げ、自分はスーパーのササミカツとビール。「これは父さんが一番好きなやつなんだ、食べる?」と聞いたらだいぶ気に入った様子で半分以上食べられてしまったが、それはそれで楽しい晩ごはんだった。
こんなことで大丈夫なのかと思う日々たけど、子どもが元気で機嫌よく過ごしてくれているので、きっと大丈夫だと根拠なく信じることにする。


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黒沢秀樹
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