上手な死に方の生き方 24
自身を見抜く力を身につけていますか?
今の心の状態、肉体の状態。
心や脳はメリット、デメリットで物事を判断していないか?
肉体の痛みや心地良さを繊細に理解しているのか?
ヨーガのアサナプラクティス中に痛みや、辛さ、不快、快適だったり柔軟な部位に気づいたり様々な経験をプラクティスは教えてくれます。
その際に更に深く細かく痛みや心地良さを分析することで今の心の作用を見極める力がつくようになります。
痛いから直ぐ諦めたり心地良いからその状態に留まるのではなくその先を繊細に覗いていくのです。
そうすることでエネルギーが心身を養います。
勿論痛みの場合は加減が必要です。
加減、見極める力もプラクティスから身につくようにもなります。
繊細に観る事で見極めるタイミングを理解します。
むやみやたらにただ言われたからやる。
受動から自発的に行う事がプラクティスに於いて最も重要なことではないでしょうか。
このことを理解し実践を繰り返すことで意識は外に働かなくなり深く自己の向上に繋がります。
プラクティスとは地味な作業の連続と同じかもしれません。
地味の中から偉大な事を知るのです。